大台町流域への植樹活動を10月28日行いました。今年は相次ぐ台風の影響で天候が安定せず心配しましたが、秋晴れの好天に恵まれ、女性会員とご家族を含めて27名が参加して実施できました。
1)森づくりの基本的な考え方
●自然に近い植え方
@立地に適した樹種を選定し組み合わせる。
(樹木は隣り合う木と関係性を保ちながら大きくなる)
A不規則な植え方をする。
(樹木の性質と場所の条件を考えて不規則に植える)
B巣植えにより初期生長を促進させる。
(3本1組で植えて早く上に伸びようとする性質を発揮させる)
C地域性苗木を使用する(遺伝子撹乱の防止)。
(植樹する地域で採取された種から作られた苗木を使う)
●新しいシカよけ柵(パッチディフェンス)
シカに檻と思わせるよう小さな囲いのフェンスを張る。
2)苗木植え、防シカネット張の実技指導
参加者27名のうち10名が初参加でしたが、みなさん熱心に説明を聞かれ、新鮮に受け止め
られて、率先して植樹活動をしていただきました。
本活動は6年目(植樹5回目)として定着し、延べ150名、650本(30種)を植樹しております。50年後には大きな自然林として育ち森を完成させます。15〜30年たてば50年後の姿も想定でき、CO2削減はもとより、治水、災害防止へ寄与することを信じて、今後とも継続して取り組んでまいりますので、積極的な参加をお願いいたします。
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