首都圏支部
作成 戸谷 輝夫


  こんな都会の片隅にも野鳥は思いのほか元気に生きています。
  関心をもてば彼らの生き様が見えてきます、聞こえてきます。
  さあご一緒に野鳥との出会いを楽しみにお出掛けになりませんか。
  初心者歓迎!ご一緒に野鳥観察を楽しみましょう
2017年3月行事の実施報告  

 場 所  北本自然観察公園 (埼玉県北本市) 

 日 時 平成29年3月20日(月祝)

 コース 高崎線北本駅~(バス)~北本自然観察公園前~自然学習センター
       ~かわせみ池~エドヒガンザクラ~高尾の森~めだかのT字路~
       あずまや(昼食)~北里の森~子供公園~高尾の池~八ツ橋~
       自然学習センター~(バス)~北本駅前(懇親会/目利きの銀次)

 参 加 者  尾原 武、中嶋 繁、細井忠雄、田口春一郎、小松裕一、泉 保、
 (敬称略)  横山英樹、鵜飼順子、山崎雄一、東海林 治、堀田敏江、
        倉光幸司、岡田俊男、石原幸子、小田島明美、小池紀子、
        小川嘉子、
香取一昭、香取文子、柘植典子、柘植満代、
        田中 武、田中順子、
野口隆也(担当)、戸谷輝夫(担当)
                                  [計 25名]
 
 紅猿子(ベニマシコ)
雄♂雌♀仲良く食事中でした
報告
 北本自然観察公園は大宮と熊谷の間に位置し、JR北本駅からバスで10分ほどの所にあります。ここは埼玉県の里山の自然環境を残しながら、野生の生物が暮らしやすいよう、また来園者が自然に親しめるように整えられた、比較的新しい公園です。平成4年7月にオープンし、32.9haの広さ(東京ドーム7個分)があり、野鳥約170種が今までに観察されているそうです。確かに公園内にはヤブや茂みなど、動物が身を隠したり子育てしやすい場所が残されて、野生の生き物の生息場所として住み易い環境が保たれているように見えます。

 特に今回はお目当てのベニマシコが至近距離でじっくりと観察出来て、しかも「あずまや」で昼食休憩中も、目の前に居て、贅沢な昼食タイムとなりました。また公園内は散策コースが変化に富んでおり、しかも新緑には少し間がある時期でしたので、枝から枝へと移る小鳥たちの姿も見つけやすく、参加者の皆さんの眼も慣れてこられた様子でした。そろそろご自分で判別できる種類が増えてきたのでしょうか、感動を実況しながら観察される様子も微笑ましいシーンでした。

観察種(日本鳥類目録順)
 キジ、マガモ、カルガモ、コガモ、カイツブリ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、ハイタカ、コゲラ、モズ、
 ハシボソガラス、
ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、
 アカハラ、ツグミ、ルリビタキ、スズメ、
アトリ、ベニマシコ、シメ、イカル、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、
 コジュケイ、ガビチョウ                                    (計 33種)


案内人(野口隆也・戸谷輝夫)、記事(戸谷)、写真(野口隆也・東海林 治・山崎雄一・田口春一郎・戸谷輝夫) 



北本自然観察公園「自然学習センター」前にて記念撮影
天気にも野鳥との遭遇にも恵まれて満足げな皆さん

自然観察公園の最奥にて
シメだ!しめしめ!テンションアップ

観察路脇の水路にて
シジュウカラの水浴びをゆっくりと観察

*このページは低速通信利用者に配慮して画像解像度を押さえて作成しています。
 右の「スナップ写真コーナー」では、ここでご紹介出来なかった画像も含めて、
 少し解像度を上げた写真(拡大可)を掲げて、当日の雰囲気をお伝えしています。
 
スナップ写真コーナー
(クリックで写真多数)