首都圏支部
作成 戸谷 輝夫
こんな都会の片隅にも野鳥は思いのほか元気に生きています。
関心をもてば彼らの生き様が見えてきます、聞こえてきます。
さあご一緒に野鳥との出会いを楽しみにお出掛けになりませんか。
初心者歓迎!ご一緒に野鳥観察を楽しみましょう
。
2016年4月
行事の実施報告
場 所
21世紀の森公園
(松戸市)
日 時 平成28年4月5日(火)
コース
JR
新八柱駅~八柱桜並木
(
日本の道百選
)
~21世紀の森公園入口~
縄文の森散策路~みどりの里~光と風の広場~千駄堀池
~四季の山野辺~
パークセンター
(
昼食
)
~自然観察舎~公園西口~
八ケ崎桜並木~
国道6号沿い
(
懇親会/安楽亭
)
~萬満寺
~
JR
馬橋駅
(
解散
)
参加者
泉 保、田口春一郎、堀田敏江、石原幸子、
(
敬称略
)
中嶋
繁
(
担当
)
、戸谷輝夫
(
担当
)
[
計
6名
]
丘葦鴨
(オカヨシガモ)
地味と云うよりは、シックな装い
報告
今回は松戸の「21世紀の森公園」で4年ぶりの観察会を行いました。ただ今回は各地で朝から雨模様だったため、参加者は6名と、いつもの
1
/3でしたが、天気予報通り、集合時間の10時には雨も上がり、しっとりした自然と向き合ってきました。しかも桜の開花がタイミングよく、公園内の千駄堀池周辺や、日本の道百選とされる常盤平への桜並木も、八ケ崎の桜並木も、満開そのもので、しっかりと堪能させて貰いました。
21世紀の森公園
平成5年開園の比較的新しく作られた大型公園で、取り囲む台地の下から泉が湧き出し、その湧水に沿って観察路を辿ってきました。暫くは昨夜からの雨の名残りもあってか、野鳥との出逢いが少なかったのですが、やがて芽吹き始めた斜面林帯や水辺・芦原のあちこちで餌を探す鳥たちが目に入ってきました。千駄堀池ではまだオカヨシガモが残っており、バン・オオバン・マガモ・カイツブリ等もすぐに見つけられました。
また自然保護区に面して自然
(
野鳥
)
観察舎も整備されており、倍率の高い望遠鏡も自由に使えるのは有難いことでした。そこから眺めたカワセミにしばし夢中になり、ダイサギの小魚摂りの上手さに感心したりして、しばし時間を忘れて見入ってしまいました。
桜並木を堪能
新京成線に沿って八柱~常盤平~五香まで「日本の道百選の桜並木」が続いて、約3
Km
にわたって樹齢50年のソメイヨシノ470本や樹齢45年のオオシマザクラ170本が並ぶ桜の名所があります。今回は途中の「21世紀の森と広場」入口までの約
500m
の花見を堪能してから公園に向かいました。
さらに21世紀の森公園西口から出て、馬橋駅に通じる約1
Km
の「八ケ崎桜の道」も満開で、ゆったりと桜見物をしながらの帰り道でした。
観察種
オカヨシガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、
ダイサギ、バン、オオバン、
カワセミ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、
ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、
メジロ、ムクドリ、ツグミ、
スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、シメ、オオジュリン 計 29種)
案内人(中嶋 繁・戸谷)、記事(戸谷)、写真(泉 保・田口春一郎・戸谷輝夫)
「松戸市21世紀の森公園」 縄文の森にて
復元された竪穴式住居の中では、囲炉裏に火が入り、説明員もおられました
ダイサギ
水面に写った姿とのツーショットもいいね!
自然観察舎にて
高倍率の望遠鏡と図鑑が用意されています
*このページは低速通信利用者に配慮して画像解像度を押さえて作成しています。
右の「スナップ写真コーナー」では、ここでご紹介出来なかった画像も含めて、
少し解像度を上げた写真(拡大可)を掲げて、当日の雰囲気をお伝えしています。
スナップ
写真
コーナー
(アルバムに写真多数)