首都圏支部
作成 戸谷 輝夫

  こんな都会の片隅にも野鳥は思いのほか元気に生きています。
  関心をもてば彼らの生き様が見えてきます、聞こえてきます。
  さあご一緒に野鳥との出会いを楽しみにお出掛けになりませんか。
  初心者歓迎!ご一緒に野鳥観察を楽しみましょう
2015/11月行事の実施報告 

 場 所  大塚池&千波湖・偕楽園 (水戸市) 

 日 時 平成27年11月15日(日) 10:00~16:00

 ルート JR赤塚駅~(バス)~大塚池の端~大塚池~大塚池東(昼食/どん亭)
     ~(タクシー)~千波湖~偕楽園公園~偕楽園・好文亭~
     常盤神社~(バス)~水戸駅~駅ビル内(
懇親会/さかなや道場)

 
 参 加 者 小松裕一山崎雄一、山下晃生、鉄本 宏、芳士戸 稔、、
 (敬称略) 小石川 功小森孝敏、新保知博、吉野 博、平川清治、
      石原幸子、香取文子、棟方千恵子、
戸谷輝夫、
      中嶋 繁
(担当)、田口春一郎(担当)      [計 16名]

 

黒鳥
 (コクチョウ)
ヒナが生まれたばかりでした
報告
 今回は茨城を中心に活動している「漫友会」の皆さんとの合同行事で、水戸市西部に位置し、茨城百選にも選ばれた景勝地の「大塚池」をまずは訪れることになりました。1周約2kmの大塚池は、オオハクチョウの関東最大の越冬地ですし、ゆっくりと羽ばたく編隊飛行を披露してくれました。コクチョウは条件がいいのか、ここで繁殖しています。幸い今回は生まれたばかりのヒナ鳥にも遭遇し、慈しむように育てている親鳥の姿を観察することが出来ました。他にも既に北国から渡ってきたマガモ・コガモ・ヒドリガモ・オナガガモ・ホシハジロ・キンクロハジロ等、主だったカモ類が羽を休め、カワセミの餌取りダイビングも見られて、良い観察会となりました。

 なお地元にお住いの吉野さんが、ご自宅で調理したけんちん汁や温かいお茶を振る舞っていただき、水戸の「おもてなし」をも堪能させて貰いました。吉野さん!ありがとうございました。

 予想以上に見どころがあって、予定時間を押してしまい、昼食を近くの食堂で済ませた後、当初バス利用を予定していたところを、急遽タクシー分乗で「千波湖」に向かいました。湖岸に着くや否やユリカモメの乱舞が迎えてくれ、湖面にはカンムリカイツブリ・ハジロカイツブリが波間に見え隠れしていました。広々とした偕楽園公園から梅で名高い偕楽園に足を伸ばし、水戸藩第9代藩主の水戸斉昭公ゆかりの「好文亭」で、当時の面影が残る歴史建造物を見学してきました。今回は自然観察あり、歴史散策ありと、誠に盛りだくさんの一日となり堪能出来ました。

観察種
 コブハクチョウ、オオハクチョウ、コクチョウ、ヒドリガモ
、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、
 コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、
 ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、ユリカモメ、トビ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、
 ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ムクドリ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、
 カワラヒワ、ホオジロ、アオジ、コジュケイ、ドバト          
(計 39種)

案内人(中嶋 繁・田口春一郎)、記事(戸谷)、写真(山下晃生・田口春一郎・戸谷輝夫) 



水戸市「千波湖にて
心配された雨も幸いあがり、快適な散策が出来ました

オオハクチョウの家族、灰色は若鳥
羽を拡げると225cmもあります

大塚池にて
間近まで水鳥がやってきます

*このページは低速通信利用者に配慮して画像解像度を押さえて作成しています。
 右の「スナップ写真コーナー」では、ここでご紹介出来なかった画像も含めて、
 少し解像度を上げた写真(拡大可)を掲げて、当日の雰囲気をお伝えしています。
 
スナップ写真コーナー
(アルバムに写真多数)