首都圏支部
作成 戸谷 輝夫


  こんな都会の片隅にも野鳥は思いのほか元気に生きています。
  関心をもてば彼らの生き様が見えてきます、聞こえてきます。
  さあご一緒に野鳥との出会いを楽しみにお出掛けになりませんか。
  初心者歓迎!ご一緒に野鳥観察を楽しみましょう
2015/10月行事の実施報告 

 場 所  葛西臨海公園 (江戸川区) 

 日 時 平成27年10月18日(日) 9:30~14:30

 ルート JR葛西臨海公園駅~日本庭園~森の小道~葛西渚橋
     ~葛西海浜公園西のなぎさ~船着場~上の池(淡水池)~
     下の池観察舎~江戸川水門
~観察窓~下の池(汽水池)
     鳥類園ウォッチングセンター~葛西臨海公園駅~(バス)
     東西線葛西駅(
はなの舞/懇親会)

 
 参 加 者 尾原 武、田口春一郎、細井忠雄、中嶋 繁、鵜飼順子、
 (敬称略) 五島周太郎、小田島明美、小川嘉子、石原幸子、小池紀子、
      高橋佐紀子、
岡田俊男、戸谷輝夫 山崎雄一(担当)、
      倉光幸司(担当)             [計 15名]

 

葭五位
 (ヨシゴイ)
ヨシ原に住み、危険時の擬態が得意な忍者
報告
 この公園は葛西臨海公園と葛西海浜公園とに大きく分かれ、荒川を挟んで千葉県と隣接しています。荒川河口の対岸はディズニーランドという位置づけになり、シンデレラ城やスペースマウンテンなどの施設とホテル群が見渡せる位置にあります。また東京湾も一望でき、はるかにヨットレースの様子や、貨物船の航行などを認めることができました。

 「葛西臨海公園」は臨海部の自然環境を取り入れて、緑の浜辺・都民の浜辺など計画的に造られた公園で、なかでも東側にある「鳥類園」では淡水池・汽水池など豊かな自然環境を再生して、シギ類やカワセミなど四季を通じて多くの野鳥と出会える公園で、今回もキビタキ・コサメビタキ・ヨシゴイ・キセキレイ等多くの野鳥が期待に応えてくれました。

 隣接する「葛西海浜公園」は二つの人口なぎさがあり、「西のなぎさ」は海のレジャースポットとして若者や家族連れで賑わっていました。「東のなぎさ」は自然保護地区として立ち入れを禁止され、多くの野鳥が羽を休めています。人工の渚もすっかり定着して、サギ類やカワウ・カモメ類などが数多く観察できました。

観察種
 ヨシガモ、
ヒドリガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、ヨシゴイ、アオサギ、
 ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、アマツバメ、ヒメアマツバメ、イソシギ、シギSP,ユリカモメ、ウミネコ、
 セグロカモメ、ミサゴ、コゲラ、モズ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、
 コサメビタキ、キビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、ドバト          
(計 35種)

案内人(山崎雄一・倉光幸司)、記事(戸谷)、写真(田口春一郎・山崎雄一・戸谷輝夫) 



葛西臨海公園「鳥類園」にて
幸い天候に恵まれ、快適な散策が出来ました

渡り途中のキビタキを発見
動きが活発でカメラは間に合わず

人工の景色とは思えない鳥類園「下の池」
海と繋がる汽水池で、今は干潮

*このページは低速通信利用者に配慮して画像解像度を押さえて作成しています。
 右の「スナップ写真コーナー」では、ここでご紹介出来なかった画像も含めて、
 少し解像度を上げた写真(拡大可)を掲げて、当日の雰囲気をお伝えしています。
 
スナップ写真コーナー
(アルバムに写真多数)