東京都・首都圏支部
作成 戸谷 輝夫

  こんな都会の片隅にも野鳥は思いのほか元気に生きています。
  関心をもてば彼らの生き様が見えてきます、聞こえてきます。
  さあご一緒に野鳥との出会いを楽しみにお出掛けになりませんか。
  初心者歓迎!ご一緒に野鳥観察を楽しみましょう
1月行事の実施報告   

 場 所  小網代の森・城ケ島(神奈川県) 

 日 時  平成27年1月12日(月祝)9:20~16:00

 コース  品川駅~(京浜急行)~三崎口駅(バス)~引橋~
      小網代の森入口~やなぎテラス~えのきテラス
(昼食)
        ~宮の前峠~シーボニア入口(バス) 城ケ島白秋碑前~
      白秋碑~ウミウ展望台~馬の背洞門~磯の遊歩道~
灯台下
      ~城ケ島バス停(解散)・・・懇親会「磯料理いけだ」


 参 加 者 中嶋 繁、田口春一郎、杉山英夫、福津 恒、堀田敏江、
(敬称略)  細井忠雄、佐藤正弘、小松裕一、伊藤 正、倉光幸司、
      小池紀子、小川嘉子、香取一昭、香取文子、高橋佐紀子、
      佐治久子、中田米子、小田島明美、

      尾原 武(担当)、戸谷輝夫(担当)    [計 20 名]


 

 (トビ)
バチ型の尾羽が特徴です
報告
 当会として初めて訪れる観察地です。小網代の森は、森と湿地と干潟と湾とを 川が結ぶ、ひとつの流域がまるごと自然のまま残された貴重な場所で、最近 注目を浴びている人気地です。 城ケ島はウミウ・ヒメウの集団越冬地で、海食の崖にびっしりと並ぶ姿は見ものでした。

小網代の森
 三浦半島の小網代湾にそそぐ小網代の谷には、東から西に流れる長さ1,200mの小川に水を集める、面積70haの自然林です。この森は道路に分断されることもなく、「流域」がまるごと緑で覆われています。森・川・干潟・海がひとまとまりで残る「関東地方唯一の場所」です。近年遊歩道や休憩場所などが整備され、昨年7月にトラスト緑地としてオープンされたばかりの、新しい散策地です。

城ケ島
 三浦半島の先端に位置し、城ケ島大橋で半島と結ばれた、周囲約4kmで神奈川県最大の自然島です。野鳥観察のメインは南側の海食の崖に越冬のために集まっているウミウ・ヒメウです。また港も近いため、多くのトビが生息しています。またここは北原白秋の「城ケ島の雨」でも知られ、大橋のほとりに歌碑がありました。
 「雨はふるふる 城ケ島の磯に 利休鼠の雨がふる」(利休鼠の疑問も白秋記念館で氷解しました)

観察種
 マガモ・ホシハジロ・キジバト・カワウ・ウミウ・ヒメウ・アオサギ・ユリカモメ・セグロカモメ・トビ・
 コゲラ・モズ・
ハシボソガラス・ハシブトガラス・シジュウカラ・ヒヨドリ・ウグイス・メジロ・セッカ・
 ツグミ・ジョウビタキ・イソヒヨドリ・スズメ・ハクセキレイ・
カワラヒワ・シメ・アオジ・クロジ・
 ガビチョウ・ドバト
                                             計 30種
案内人(尾原 武・戸谷)、記事(戸谷)、写真(伊藤 正・中嶋 繁・戸谷輝夫) 



小網代の森 えのきテラスにて
画像を直接クリックすると、城ケ島の白秋碑前に変わります!

小網代の森にて
自然を守る為と安全の為、遊歩道が完備!

城ケ島の南側の崖に
ウミウ・ヒメウの集団越冬地があります

*このページは低速通信利用者に配慮して画像解像度を押さえて作成しています。
 右の「スナップ写真コーナー」では、ここでご紹介出来なかった画像も含めて、
 少し解像度を上げた写真(拡大可)を掲げて、当日の雰囲気をお伝えしています。
 
スナップ写真コーナー
(アルバムに写真多数)