東京都・首都圏支部
作成 戸谷 輝夫


  こんな都会の片隅にも野鳥は思いのほか元気に生きています。
  関心をもてば彼らの生き様が見えてきます、聞こえてきます。
  さあご一緒に野鳥との出会いを楽しみにお出掛けになりませんか。
  初心者歓迎!ご一緒に野鳥観察を楽しみましょう
5月行事の実施報告   

場 所  利根川、小文間観察会(茨城県取手市) 

日 時  平成26年5月18日(日)10:00~15:30

コース 取手駅~(バス)~城根~相野谷川親水公園~利根川堤防
     ~小文間河川敷遊歩道~利根川本流~サクラ公園(昼食)~
     小文間自然林~河川敷遊歩道~野鳥観察の森~小貝川堤防
     ~戸田井~(バス)~取手駅(福和内/懇親会)

参 加 者 尾原 武、野口隆也、杉山英夫、中嶋 繁、佐藤正弘、
(敬称略) 鈴木通弘、藤田隣子、鵜飼順子、小松裕一、榎本正治、
     小田島明美、石原幸子、小池紀子、小川嘉子、
     田口春一郎(担当)、戸谷輝夫
(担当)   [計 16名]


頬白
 (ホオジロ)
鳴き声は「一筆啓上・・・」
報告

 小文間(おもんま)は、茨城県取手市の東側に位置し、南に流れる利根川の広大な河川敷と、そこに接して長く続く約3Kmの斜面林は、広大な緑の帯として、豊かな自然と生き物を育んできました。

 ここは季節によって訪れる野鳥の種類も多く、特にこの時期はオオヨシキリやホオジロなど、夏鳥のさえずりを堪能出来るコースに変身します。特にオオヨシキリの「ギョギョシ、ギョギョシ」というテリトリー宣言の声や、「一筆啓上・・・」と囀るホオジロの声が聞こえ、50m~100m歩くたびに別の個体が現れるほど、濃い密度で生息していることが見てとれました。

 ここのもう一つの期待は、ワシタカ類の多さでしたが、今回はオオタカのみしか姿を見せてくれなかったのは残念でした。次の機会にはハイタカ、ノスリ、ハヤブサ、トビ、ミサゴ等を期待しましょう。 

観察種

 カワウ、アオサギ、コサギ、カルガモ、オオタカ、キジ、キジバト、コゲラ、ヒバリ、ツバメ、
 ハクセキレイ、ヒヨドリ、ウグイス、オオヨシキリ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、
 スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト
         (計 23種)
案内人(戸谷輝夫、田口春一郎)、記事(戸谷)、写真(野口隆也・戸谷輝夫) 



小文間の野鳥観察の森にて

利根川の広大な河川敷
(小鳥たちの囀りが聞こえてきました)

オオヨシキリ
(縄張り宣言・伴侶募集で鳴き続けます)

*このページは低速通信利用者に配慮して画像解像度を押さえて作成しています。
 右の「スナップ写真コーナー」では、ここでご紹介出来なかった画像も含めて、
 少し解像度を上げた写真(拡大可)を掲げて、当日の雰囲気をお伝えしています。
 
スナップ写真コーナー
(アルバムに写真多数)