東京都・首都圏支部
作成 戸谷 輝夫


  こんな都会の片隅にも野鳥は思いのほか元気に生きています。
  関心をもてば彼らの生き様が見えてきます、聞こえてきます。
  さあご一緒に野鳥との出会いを楽しみにお出掛けになりませんか。
  初心者歓迎!ご一緒に野鳥観察を楽しみましょう
4月行事の実施報告   

場 所  新宿御苑(新宿区) 

日 時  平成26年4月20日(日)

コース 千駄ヶ谷門~ツツジ山~モミジ山~下の池~フランス式庭園~
    プラタナスの並木~玉藻池~大木戸休憩所~イギリス式庭園
    ~満開の桜の下にて(昼食)~旧御涼亭~日本庭園~上の池

      母と子の森~新宿門~新宿駅南口(村さ来/懇親会)

参 加 者 細井忠雄、尾原 武、鈴木通弘、佐藤正弘、小松裕一、野口隆也
(敬称略) 福津 恒、鵜飼順子、吉川敏子、石原幸子、栗原寿美子、
     倉光幸司、鈴木 栄、石毛稔恭、小池紀子、小田島明美、
     戸谷輝夫
、杉山英夫(担当)
                        [計 18名]


 (カイツブリ)
鳴き声は「キュリリリ・・・」
報告
 新宿御苑の敷地は、豊臣秀吉から関八州を与えられた徳川家康が江戸城に入城した際に、中仙道・甲州街道の押さえとして、譜代の家臣であった内藤清成に授けた江戸屋敷の一部だったとのことです。

 天気が心配されましたが、幸い当日は花曇りの天気に恵まれ、参加者は期待をもって御苑に向かいました。さすがにソメイヨシノは葉桜となっていましたが、主役交替とばかり、いよいよ八重桜が咲き誇り、重厚なカンザンや華麗なイチヨウ、フゲンゾウ、そして緑がかったウコンやギョイコウなど、さらにハナカイドウやハンカチノキなど珍しい花木も次々と現れ、私たちの目を楽しませてくれました。

 もちろん野鳥観察の方もしっかりと、新緑の中を飛び回る小鳥の動きを追い、シジュウカラの囀りもそこかしこで聞こえ、カイツブリの達者な潜水ぶりや、水場に集まるハクセキレイやヒヨドリ、上空ではオオタカやトビ等、花見客が多いなかでも、しっかりと現れてくれました。

観察種

 カルガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、オオバン、トビ、オオタカ、コゲラ、オナガ、
 ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、
 ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、ドバト
             (計 20種)
案内人(杉山英夫・下見協力榎本正治)、記事(戸谷)、写真(野口隆也・戸谷輝夫) 



新宿御苑にて
(今は八重桜が満開でした)

モミジ山は新緑が見頃です
(その中を小鳥たちが飛び交っていました)

中の池に面した新レストハウス
(最近出来た施設ですが、2階から眺めはお勧めです)

*このページは低速通信利用者に配慮して画像解像度を押さえて作成しています。
 右の「スナップ写真コーナー」では、ここでご紹介出来なかった画像も含めて、
 少し解像度を上げた写真(拡大可)を掲げて、当日の雰囲気をお伝えしています。
 
スナップ写真コーナー
(アルバムに写真多数)