東京都・首都圏支部
作成 戸谷 輝夫


  こんな都会の片隅にも野鳥は思いのほか元気に生きています。
  関心をもてば彼らの生き様が見えてきます、聞こえてきます。
  さあご一緒に野鳥との出会いを楽しみにお出掛けになりませんか。
  初心者歓迎!ご一緒に野鳥観察を楽しみましょう
2月行事の実施報告   

場 所  武蔵野公園・野川公園(小金井市・三鷹市) 

日 時  平成26年2月11日(火祝)

コース 東小金井駅~野川公園北門~自然観察園~自然観察センター
    ~野川公園休憩所(昼食)~野川公園西門~武蔵野公園入口~
    苗園~くじら山~小金井新橋~はけの森美術館庭園
    ~武蔵小金井駅~(JR)~国分寺駅前(懇親会)


参 加 者 鈴木通弘、小松裕一、尾原 武、佐藤正弘、鈴木 栄、
(敬称略) 鵜飼順子、藤田隣子、榎本正治、倉光幸司、吉川敏子、
     栗原寿美子、小田島明美、菊池 利、小池紀子、小川嘉子、
     戸谷輝夫
、細井忠雄(担当)、島村 実(担当)、阿部安夫(担当)
                        [計 19名]


小啄木鳥
 (コゲラ)
日本で最小のキツツキ
報告
 当会としては昨年2月に初めて実施した観察地でしたが、皆さんからの希望が多かったので、今年も出かけることになりました。あいにく数日前に大雪に見舞われ、実施が危ぶまれましたが、幸い天気が回復し、大勢の参加者で賑やかな観察会となりました。今回も地元で詳しい島村さん・阿部さん・細井さんにご案内を頂き、銀世界の中を安全なコースを選んで愉しませて貰いました。有難うございました。

・都立野川公園
 野川公園の前身は国際基督教大学のゴルフ場でした。都がゴルフ場を買い取り、その周辺の武蔵野公園・多磨霊園などの緑地も含め、「武蔵野の森構想」のもとに造成がなされ、昭和55年に開園しました。国分寺崖線(ハケ)に接し、野川の流れが横切り、自然観察園が整備されています。広々とした芝生広場は一面の銀世界で、木々に囲まれ伸び伸びとした気分に浸れる素敵な公園です。自然観察園に入場すると、コサギやコゲラ・ツグミ・シジュカラ・カワラヒワ等が雪の中で餌を探り、厳冬での彼らの生き様を見せてくれました。

・都立武蔵野公園
 野川公園に隣接し草原や雑木林を配した、野趣に富んだ公園です。東京都として各公園や街路に植える苗木を育てる苗園を持ち、散歩を楽しみながら木々の育成の様子を観察することが出来ます。お目当てのイカルは今年は出逢えませんでしたが、カシラダカ・コゲラ・エナガの群れ、カルガモが山に上がっての餌探し等、ここでも次々と楽しませてくれました。

観察種

 カルガモ、キジバト、アオサギ、コサギ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、
 シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、
 カワラヒワ、シメ、カシラダカ、アオジ、ドバト
             (計 21種)
案内人(細井忠雄・島村 実・阿部安夫)、記事(戸谷)、写真(戸谷輝夫) 



野川公園 売店付近にて
(食事を済ませたばかりで皆な元気そうです)

野川公園_自然観察園にて
(木道がぐるりと繋がっています)

シジュウカラ
(もう今年の相手が見つかったのかな?)

*このページは低速通信利用者に配慮して画像解像度を押さえて作成しています。
 右の「スナップ写真コーナー」では、ここでご紹介出来なかった画像も含めて、
 少し解像度を上げた写真(拡大可)を掲げて、当日の雰囲気をお伝えしています。
 
スナップ写真コーナー
(アルバムに写真多数)