東京都・首都圏支部
作成 戸谷 輝夫

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5月度行事の実施報告   

場 所  花見川(千葉市 花見川区)

日 時  平成25年5月19日(日)10:00~15:00

コース  京成八千代台駅東口~(バス)~花見川団地中央公園~
     花鳥公園~花鳥橋
~花見川流域遊歩道~横戸緑地(昼食)
     
~柏井橋~柏井市民の森~
花見川団地中央公園
     ~(バス)~京成八千代台駅前(懇親会)


参 加 者 杉山英夫、鈴木通弘、石毛稔恭、中嶋 繁、榎本正治、
(敬称略) 細井忠雄、田口春一郎、山崎雄一、倉光幸司、高橋佐和子、
        戸谷輝夫、野口隆也(担当)、小松裕一(担当)
                         [計 13名]



川鵜
(カワウ)
報告
 当会として初めて訪れる観察地ですが、ここは日本野鳥の会千葉県として、定例的に観察会が行われている代表的な観察地のひとつです。花見川は印旛沼の排水を目的にして開削された放水路で、西印旛沼の流出点から東京湾まで続いています。

 この中流域には公園・緑地・市民の森・屋敷林が続き、野鳥の生息環境に恵まれた地域と言えます。ただこの時期はすでに緑が生い茂り、鳥の声は頻繁に聞こえてくるのですが、姿はなかなか見られず、少し難しい観察会となりました。季節が変われば、もっと多くの野鳥の姿が見られるだろうと予想されるコースでもありました。

 それでもこの流域は暑さを凌げる日陰が多く続いて、ゆっくりと野鳥を探す余裕がありました。シジュウカラやコゲラの動きを追い、カワウが濡れた羽を大きく拡げて乾かしている様子や、川面を走るように飛び去るカワセミの一瞬の瑠璃色に感動しました。また声だけだったとは言え、ウグイスがそこかしこで囀る音色は、心地よい響きでした。

観察種

 カルガモ、キジバト、カワウ、ホトトギス、カワセミ、コゲラ、ハシボソガラス、
 ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、
 キビタキ、スズメ、コジュケイ              (計 17種)
案内人(野口隆也・小松裕一)、記事(戸谷)、写真(野口隆也・戸谷輝夫) 



花見川流域、横戸緑地にて

花見川の流域
(印旛沼から東京湾まで続いています)

コゲラ
(我が国で一番小型のキツツキ、体長約15cm)

*このページは低速通信利用者に配慮して画像解像度を押さえて作成しています。
 右の「スナップ写真コーナー」では、ここでご紹介出来なかった画像も含めて、
 少し解像度を上げた写真(拡大可)を掲げて、当日の雰囲気をお伝えしています。
 

スナップ写真コーナー
(アルバムに写真多数)