東京都・首都圏支部
作成 戸谷 輝夫


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1月定例行事の実施報告   
2月7日の武蔵野公園は雨天中止
場 所  見沼自然公園 (さいたま市)

日 時  平成24年1月9日(月祝)10:05~15:00

コース JR東川口駅~(バス)~サギ山記念公園~サギ山記念館~
     加田屋たんぼ~見沼自然公園(昼食)~見沼代用水東縁~
     鷲神社~総持院~緑のトラスト保全第1号地~
     見沼代用水東縁~大崎公園~見沼ヘルシーランド(懇親会)
     ~大崎園芸植物園~(バス)~東川口駅

参 加 者 福津 恒、杉山英夫、鈴木通弘、東島重昭、佐藤正弘、
(敬称略) 細井忠雄、野口隆也、中嶋 繁、 小松裕一、高橋佐紀子、
      横尾柾子、阿部安夫、小林正義、中村文雄、香取一昭、
      石毛稔恭、田中美智彦、伊藤 正、倉光幸司(担当)
      戸谷輝夫(担当)                  [計 20名]


目白
(メジロ)
報告

 江戸時代から野田のサギ山として有名な所です。ただ「野田」と言っても千葉県の野田市ではなく、埼玉県にあります。特別天然記念物にまでなったサギのコロニーは、田圃の減少とともに、今では消滅しましたが、サギ山記念公園内の水路では、さっそくカワセミが出迎えてくれました。

 旧見沼たんぼの名残りとも言うべき、近くの加田屋新田にまず足を延ばして、昔ながらの田園風景のなかでアオサギ・タヒバリ・イソシギなどを発見し、見沼自然公園の池では、オナガガモ・バン・オオバンなどを観察しながら弁当タイムを満喫しました。オオタカとカラスのバトルを見上げたのも昼食後のひとときでした。

 見沼自然公園の奥には保護区もあり、ツグミ・アカハラ・ヒヨドリなどが次々と現れてくれました。そこからは「見沼たんぼ」の周囲を囲むように流れる「見沼代用水路」に沿って、延々と続く斜面林でモズ・カワラヒワ・ホオジロなどの小鳥の姿を見つけては、双眼鏡に入れ、若々しい歓声をあげる参加者の皆さんでした。

 最後は大崎公園に到着し、そこの小動物園で放し飼い状態のオシドリ・ツクシガモ・カナダガンなどを間近に観察し、いずれは自然の中でまた出会いたいと思った人も多かったのではないでしょうか。ここで鳥合わせ(今日観察できた野鳥の確認)をして、32種との出会いがあったことが分かりました。その余韻を楽しみながらも、一旦解散したあとは、希望者を募って、近くの「見沼ヘルシーランド」のレストランに場を設け、恒例の懇親会でまたまた盛り上がった一日でした。


観察種
 カイツブリ、アオサギ、ダイサギ、ゴイサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、
 オオタカ、バン、オオバン、イソシギ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、
 タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、アカハラ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、
 カワラヒワ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス           (計 32種)
案内人(倉光幸司・戸谷輝夫)、記事(戸谷)、写真(野口隆也・田中美智彦・伊藤 正・戸谷) 



サギ山記念公園(見沼野田地区)にて
(集合写真を直接クリックすると拡大します)

悠然とたたずむアオサギ
(見沼たんぼ加田屋新田にて)

加田屋川に架かる橋の上から
(見沼たんぼを見渡す展望台のよう)
                                   
*このページは低速通信利用者に配慮して画像解像度を押さえて作成しています。
 右の「スナップ写真コーナー」では、ここでご紹介出来なかった画像も含めて、
 少し解像度を上げた写真(拡大可)を掲げて、当日の雰囲気をお伝えしています。
 

スナップ写真コーナー
(アルバムに写真多数)