東京都・首都圏支部
作成 戸谷 輝夫

  こんな都会の片隅にも野鳥は思いのほか元気に生きています。
  関心をもてば彼らの生き様が見えてきます、聞こえてきます。
  さあご一緒に野鳥との出会いを楽しみにお出掛けになりませんか。
  初心者歓迎!ご一緒に野鳥観察を楽しみましょう
自然のひろば入り口
野鳥観察の仲間たち!
気軽に情報交換しましょう


クリック
5月定例行事の実施報告   

場 所  東京港野鳥公園
日 時  平成23年5月15日(日) 9:30〜14:30
 
コース 東京モノレール流通センター駅〜東京港野鳥公園入口〜西淡水池〜
     東淡水池〜ネイチャーセンター〜2号観察小屋〜1号観察小屋〜
     芝生広場〜流通センター〜(モノレール)〜浜松町(懇親会)
 
参 加 者  田中美智彦、野口隆也、鈴木通弘、細井忠雄、山崎雄一、
(敬称略)  中村文雄、橋本 一、中嶋 繁(担当)、戸谷輝夫(担当)
                                       [計 9名]




(珍鳥 アカガシラサギ)
額から後頭部にかけて赤褐色
報告
 2年ぶりに訪れる観察地でしたが、都内の観察地の中でも有数の規模と充実した施設は相変わらずでした。淡水池と汐入池が巧みに配置され、幾つかの観察小屋があって、鳥を驚かすことなく間近でじっくりと水鳥の動きを観察できました。
特に今回は珍しいアカガシラサギやソリハシシギがやって来ており、またサギやシギ達の巧妙な餌とり、コアジサシのダイビングなど、彼らの魅力に満ちた生態を存分に楽しむことが出来ました。(アカガシラサギは当会として7年ぶりの出会い)
 
・東京港野鳥公園
 東京湾の埋立地によみがえった自然を生かしてつくられたのが東京港野鳥公園です。大田市場(東京都中央卸売市場)に隣接し、かつては遠浅の海でしたが、1960年代後半から埋め立てが始まり、埋め立て後、地面に雨水がたまって池や原っぱができ、いつしか野鳥が集まるようになりました。こうして大井埋立地はバードウォッチングの名所となり、1989年10月「東京港野鳥公園」として開園しました。園内には河川の中流から下流までを想定した様々な環境が復元されており、毎年、シギ・チドリ類、カモ類といった水鳥や小鳥類・猛禽類が観察されています。
 
観察種
 カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、アマサギ、コサギ、アカガシラサギ、カルガモ、タカSP、コチドリ、
 キアシシギ、ソリハシシギ、チュウシャクシギ、コアジサシ、キジバト、コゲラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、
 オオヨシキリ、シジュウカラ、メジロ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス         (計 26種)

案内人(中嶋 繁・戸谷輝夫)、記事(戸谷)、写真(田中美智彦・野口隆也・戸谷) 



東京港野鳥公園ネイチャーセンターにて (写真クリックで拡大します
この奥にガラス張りの広い観察舎があります!

穴倉のような第2観察舎
(鳥に脅威を与えないように静かに観察)

「アオサギ」がカレイを突き刺してゲット!

(どうやって食べるかはスナップ写真コーナーへ)
                                   
*このページは低速通信利用者に配慮して画像解像度を押さえて作成しています。
 右の「スナップ写真コーナー」では、ここでご紹介出来なかった画像も含めて、
 少し解像度を上げた写真(拡大可)を掲げて、当日の雰囲気をお伝えしています。
 

スナップ写真コーナー
(アルバムに写真多数)