第149回 漫友会 宇宙の神秘を探る

 

実施日 : 平成28年8月10日(水曜日) 10:00~18:00

参加者 : 戸谷輝夫(取手),小石川 功(筑西),大島 耕而(千葉市),上田 進(柏),平川清治(松戸),
(敬称略)   五島周太郎(鎌ヶ谷),山下晃生(牛久),田口春一郎(取手・幹事),

                                                                                     8名

行 程  : JR武蔵境 改札口~(バス)~天文台前~国立天文台(見学)~天文台前~(バス)~JR武蔵境(昼食)
           ~JR武蔵境~(中央線・総武線)~JR水道橋~宇宙ミュージアムTeNQ(見学)~JR水道橋~
          (総武線・山手線)~JR御徒町(懇親会)解散


内 容  : 気温34度の中、宇宙ってどうなっているの?素朴な疑問から始まったテーマ!多くの先人が抱
         いたテーマをその当時の最先端技術で解明しつつ、まだ解らない事が多いそうです。

                     「我々はどこから来たのか、我々は何者なのか、我々はどこに行くのか」更なる疑問が残る
          漫遊だったが。

                       太陽系は銀河の中心から27,000光年離れた場所にあり、約2億年で銀河系を公転している。
          138億年前に宇宙が誕生し、その92億年後に太陽系が誕生(地球はその2秒後に誕生)その47億年後
        (35億年前)に地球上に生命が誕生、700万年前に人類が誕生、10万世代(親と子)以上もかけて今の
         文明に我々がいる、銀河系には太陽系の様な物が数千億個あり、宇宙には銀河系が1000億個以上ある
           よって、仮説「地球と同じように人類がいる星が有る」これを実証するために一部の天文学者が
         日夜研究している。

                     又、地球上で、宇宙の全方位等方位的にマイクロ波観測が出来、ビックバン理論が裏付けられたと
         説明文が有った、次はどんな観測機が開発され❓何が解るのか❓

                     バス時刻表の不確実性、中央線の人身事故による電車の運休遅れ、乗り越しによるアクシデント
         などありましたが、全員の一致協力によりスケジュール通り16時から懇親会か出来ました。

  

「テンキュー」で集合写真 今日のプログラムは「another point of view」です


赤道儀室や子午儀室が登録有形文化財
として多数保存されていました


地球はどれほど特殊な天体なのか?
[展示パネルを拝借]

* このページは低速通信利用者に配慮して、画像解像度を押さえて作成しています。
  右の「スナップ写真コーナー」では、ここでご紹介出来なかった画像も含めて、少し解像度を
  上げた写真(拡大可)を掲げて、当日の雰囲気をお伝えしています。
スナップ写真コーナー
クリック (アルバムに写真多数)
報 告:

国立天文台 三鷹

    ガリレオ・ガリレイが1608年に望遠鏡の発明特許を取ってから約300年後、
  江戸幕府の浅草天文台、1888年麻布天文台(明治21年)日本で本格的な宇宙の謎
  に挑み始めた、第一赤道儀(おもりで天体を自動追跡する仕組みを組み込んだ
  望遠鏡1921年大正10年)や65cm屈折望遠鏡(木造ドーム内)、レプソルド子午儀
 (真北(子の方向)と真南(午の方向)を結んだ線を指す子午線上を通過する
  時刻を精密に観測することによって、その観測地の経度を決定、又、時刻を決め
  る観測に使われていた)等の現役引退の観測機器がところ狭しと陳列・展示して
  あった。
    天体観測を趣味にしている人には,触って観たい設備であろう,更に,建物の多
 くが登録有形文化財に指定されていたし,世界レベルで活躍している
 「電波望遠鏡」「すばる望遠鏡」「重力波望遠鏡」「アルマ望遠鏡」等の
 パネル展示が良かった、今後は「TMTプロジェクト次世代超大型望遠鏡」に期待
 したい、1時間半では見学しきれなかった。

◎宇宙ミュージアムTeNQ

    直径11mの足元の穴を覗き込み「宇宙の中の星の一つとして地球を見る」の
 テーマ映像を見ました、飛行物体に乗っているような浮遊感を感じながら1600万
 画素の高解像度を体験しました。
  宇宙と自分とのつながりを考えさせられました,[私たちは,特別な場所(地球)
 に生きているのか?」「私たちは、特別な時代に生きているのか?」「なぜ私
 たちは,地球に住んでいるのだろう?」「地球は,どれほど特殊な天体なのか?」
 「太陽からの距離だけでは、地球の温暖な気候は説明できない?」また
 「我々はどこから来たのか、どこに行くのか?」天体観測により近い将来答えが
 出そうです。
  展示室内に東大の宮本研究室が有り,「火星は,活動的天体と仮説を立て」
 その証拠「ダークパッチ」を探すプログラムに参加しました。
  シニア券で入場したのは、我々8名だけで100名弱の見学者は小・中・高校生と
 同伴の父兄で、将来の天文学者に大いに期待したいものです

行事企画(田口春一郎)、記事(田口)、写真提供(山下・戸谷・田口)