2019年5月度 金剛山(2019年) 写真集
 写真提供: 作本秀樹
 
 河内長野駅前8:55発のバスに乗車、金剛山ロープウェイ前バス停9:33着。登山準備を済ませて9:48スタート、先ず念仏坂を登ります(左)。途中滝の見える分岐から左に入り、横尾谷の滝脇の岩場を登りシルバーコースへ(右)。
 山歩会の5月例会では過去に5回金剛山に登っているがシルバーコースは初めてで、昨年の台風被害で計画していたカトラ谷コースが利用できない為に変更しました。同じ山の登山道でも谷が違えば植生も変わり、フタバアオイやヒトリシズカ、珍しいトウゴクサバノオやヤマルリソウ、ニリンソウ、ネコノメソウ、ジロボウエンゴサク等、様々な山野草の花が咲いていました。
 このコースも谷筋を歩く道ですが、幾らかの倒木が有るものの登山道を覆う様な崩落も無く、安全に登ることができました(左)。急坂を少し登りちはや園地からの遊歩道と合流、左に進み文殊岩屋にお参りし、11:22に転法輪寺に着きました(右)。
 国見城跡への立ち寄りは後にして先ずはカトラ谷をニリンソウ群生地「通称お花畑」まで向かいます。気を抜けば10m以上滑落する危険な急坂を注意を払い下りました。カトラ谷は崩落被害が大きく、お花畑の直ぐ横の谷も被害を受けてましたが、幸いニリンソウ群生地は被害を逃れ、何時もの素晴しい景色に出会え感激しました(左)。急坂を登り返す途中では珍しい花のサイコクサバノオや、ユキザサ、蕾のヤマシャクヤクを眺めながら喘ぎ喘ぎ登り(右)、12:15に国見城跡広場に戻り着きました。
 国見城跡広場の満開見頃の金剛桜やピンクの八重桜の下で、烏に注意し昼食を楽しみました(左)。その後揃って転法輪寺にお参りし、葛木岳の巻き道を遠くに葛城山ツツジ園を眺め歩き、一ノ鳥居から遊歩道をちはや園地へと向かいました(右)。
 ちはや園地にも崩落場所があり、通行禁止の遊歩道もある為にミュージアムまで行き、シャクナゲ遊歩道を往復、開花盛期のシャクナゲ(左)、ヤマブキソウ、シラネアオイ、ヤマシャクヤク等の観賞を楽しみ、13:50に園地を後にしました(右)。
 足腰に堪えるコンクリートの坂道をロープウェイ前バス停へと急ぎ下り、12:44発のバスで河内長野へと帰りました。
 入浴組みは河内長野駅前からバスで「風の湯」に向い、汗を流し体を癒した後、懇親反省会で喉を潤し家路に着きました。
 天気に恵まれ、山野草等の花に恵まれた5月の一日、安全に山歩きが楽しめました事、皆様のご協力に感謝致しします。
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