平成29年3月度 大原の里山縦走 写真集
 写真提供: 大木俊和様(沢山の写真をご提供頂き、有難う御座いました) 作本秀樹
 
 三条京阪前バス停から京都バス大原行きに乗車、9時前に大原に着き大原バス停で登山準備を済ませました。9:07に晴れ渡る好天の下、里道を寂光院に向け出発(左)、大原温泉街の土産物屋を覗きながら建礼門院ゆかりの寂光院に9:22到着(右)。
 寂光院から林道を少し進むと橋が有り其処が翠黛山登山口。山頂近くまで急坂の連続する道を立休憩を取りながら登ります。
 寂光院から約1時間、10:20に最初の目的地翠黛山に登頂(左)、「建礼門院も此処から京都の都を懐かしんだであろう」との案内に、急坂を如何して登られたのかと・・・?10:26に金毘羅山に向け出発、一旦下り登り返して途中のピークで休憩(右)。
 ロッククライミングのフィールドでも知られる金毘羅山は岩の山です。登山道は岩肌剥き出す急坂箇所も多く、楽しく変化に富む一方、危険リスクも伴う要注意の登山道です。両手の補助を忘れずに慎重に登ります。
 金毘羅山の山頂一帯には様々な祠や石碑などの史跡が点在してる。火壺・風壺・雨壺の三壺が有り降雨祈願をしたという「三壺大神」(左上)、天御中主大神・魔王大神・大国主之命・時津大神・清涼大神の五座を祀った大岩(右上)、古代文字で「アメノミナヌシオオカミ(天御中主大神)」と刻まれた石柱(左下)等を巡って11:05に小さな祠が祀られた金毘羅山に登頂した(右下)。
 金毘羅山は東西二峰から成る。三角点のある西峰から少し下り再び東峰急坂をよじ登り岩壁に張り付いて建つ金毘羅大権現に向う(左)。大権現に11:27に着き参拝の後、比叡の山々や昼食後に向う瓢箪崩山、遠く京都市街を望みながら昼食を取った(右)。
 昼食後は眺望ポイントから冠雪の比良の山々や大原の村里を眺め、途中で琴平新宮社に立ち寄り(左下)、江文峠へと下った。
 12:24、江文峠に到着休憩(左上)。瓢箪崩山への登山道取り付きの急坂は疲れが出始めた足にはキツイ、気合を入れて登り(右上・左中)、金毘羅山が望める少し視界が開けたところで古代文字の石柱が見えるとの仲間の声に休憩を兼ねて石柱を探し(右中)、箕ノ裏ヶ岳方面への分岐点で小休止し(左下)、前方の山影に崩れた瓢箪を想像しながら登り、13:40に寒谷峠に到着。
 寒谷峠から瓢箪崩山の取り付きの岩場(左上)を含む急坂を少し登れば尾根道、13:54に瓢箪崩山に登頂(左下)、木が伐採され視界が開けた比叡山の眺めや、稜線の雪が輝く蓬莱山や武奈ヶ岳の比良の山々、大原や八瀬の村里の眺望を十分に楽しんだ。14:07に京都岩倉への尾根道を下山開始。このルートは登り返しも少ない整備された歩き易い道だが麓近くの10分間ほどは深く落葉が積り足もとが危うい急坂道が続き(右下)、足を取られ転ばぬよう注意が必要です。
 14:47に瓢箪崩山登山口と書かれた小板標識立つ林道合流点に下山(左)。比叡山を左手に望みながら林道・住宅街を歩き、岩倉花園町バス停に15:00着(右)、流石に下りに強い我が山歩会、旺文社マップで標準下山時間90分の距離を53分で下山です。
 京都バスに30分強揺られ、三条大橋袂の大衆中華店に移動して慰労会を楽しみました。皆さんご協力有難う御座いました。

翠黛山・金毘羅山・瓢箪崩山縦走コースMap
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