要  因 寄与割合(%)
タバコ 30
成人期の食事、肥満 30
座業の生活様式
職業要因
ガンの家族歴
ウィルス、他の生物因子
飲 酒
環境汚染
(2)確立された ガ ンの原因
、、、
 、 
(5) 肝臓ガンについて
 
・危険因子  :B・C型ウイルス感染、飲酒
  ・検   査 :エコー、CT、採血
  ・コメント :慢性の肝臓疾患を背景に発病
        (危険因子なしに起こるのは極めてまれ)

(6)肺ガンについて
 
・危険因子  :タバコ
          アスベスト
  ・検  査  :レントゲン、CT
  ・コメント :増加傾向大
         禁煙が極めて効果的

 
 タバコ指数 : 喫煙年数×本数/日が600以上の人は
  慢性肺疾患
になり易い。

(7)前立腺ガンについて
 
・危険因子  :加齢
  ・検  査  :採血(PSA),エコー(下生検)
  ・コメント :増加率は全ガン最高。(20年後約3倍と予想)
         約95%は PSAで発見可
         進行は遅い

(8)乳ガンについて
 
・危険因子  :早い発育、高身長
          満期出産なし
          高齢出産、遅い閉経
          高体重、成人で体重増加
  ・検   査 :検診(乳房撮影)、自己触診
  ・コメント  :自分で発見できる

(9) 子宮ガンについて
 
・危険因子(頚部) :タバコ
             ウイルス感染
       (体部) :高体重
             満期出産がない
  ・検 査      :検診

(10)食道ガンについて
 
・危険因子  :タバコ
        飲酒
  ・検 査   :胃カメラ、胃透視(検診)
  ・コメント   :カメラの方が精度高い
        (胃がん検診と同時に可能)

(11)膵ガンについて
 
・危険因子  :タバコ
  ・検 査   :エコー、CT、ERCP(カメラ使用)
  ・コメント  :進行早く、悪性度高い
         早期発見がむずかしい

(12)ガンの予防には妙薬はない
 ・早期発見のために、定期検診を受けること
 ・生活習慣に関わるタバコ、肥満、飲酒、生活様式を見直そう
 ・食べ物、適度の運動、生活の見直しがポイント





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(4)大腸ガンについて
(3)胃ガンについて
危険因子:赤みの肉(高脂肪食)
     飲酒
検  査 :検 便 → 大腸カメラ、
      注腸検査
コメント:増加傾向大
     ポリープのガン化あり
定期検査で発見されるのは
 早期ガン        93%
 内視鏡で取れた率 32%
 1〜2年毎なら    50%
 

危険因子:塩分摂取、ヘリコバクタ、ピロリ菌
検 査  :胃カメラ、胃透視(検診)
コメント :カメラの方が精度高い
      死亡率は低下しているが発病率は横ばい

(1) ガン診断のポイント
  ・発ガンの防御法として、確立された方法はない。.
 ・大部分の早期ガンは、根治可
 ・早期ガンは通常自覚症状はなく、血液検査等ではわからない。
    (前立腺ガンは除く)
 ・定期検査と生活習慣の改善が、最大の予防法
 ・各種ガンにより、危険因子が異なる
早 死 の 敵 ! !
自覚症状が出てからでは
 早期ガン     45%
 進行ガン     55%
 内視鏡で取れた率 8.5% 
検便について
 大腸ガン検診の一次
 検査として有効性は高
 いが、複数回の検査を
 受ける方がのぞましい。 
生活習慣病とガン