血 圧 |
収 縮 期 |
拡 張 期 |
重症高血圧 | ≧180 | ≧110 |
中等症高血圧 | 160〜179 | 100〜109 |
軽症高血圧 | 140〜159 | 90〜99 |
正常高血圧 | 130〜139 | 85〜89 |
正常血圧 | ≦130 | ≦85 |
至適血圧 | ≦120 | ≦80 |
高血圧のポイント
・
国民の4人に一人は高血圧
・年齢・病態により降圧目標は変わる
・日内変動あり。定期的にチェックを!
・日常生活の注意
1、タバコ、深酒を避ける
2、食生活、特に塩分を減らす(普通12g→8gへ)
3、肥満の解消、防止
4、十分な休息、ストレスを避ける
5、適度な運度を
6、医師の指示のもと服薬を守る
(2)糖尿病とは
人間の生命活動の維持に重要な燃料(ブドウ糖)が血中に
多くなりすぎて、腎臓より尿に漏れ出した状態
空腹時 負荷時間後
正常型 110未満 140未満
境界型 (正常型と糖尿病型との中間)
糖尿病型 126以上 200以上
糖 尿 病 の 要 点 |
|
症 状 |
・自覚症状は口渇・多飲・多尿だが血糖値が (空腹時):200以上にならないと症状は出ない。 ・高血糖を放置すると合併症が出現 目 :: 網膜障害 最終的には失明(失明の原因 No.1) 腎臓 : 透析(人口透析の原因No.1) 神経:: 壊疽、しびれなど 動脈硬化:: 脳梗塞・心筋梗塞 |
療 法 |
・食事療法・運動療法が基本 体重のコントロール、週 3回 以上1万歩(30分以上) ・コントロールの目標 優 良 可 不良 HbAlc 5.3未満 5.8〜6.5 6.6〜7.9 8.0以上 FBS 100未満 100〜119 120〜139 140以上 注:HbAlcは、糖尿病の1ヶ月のコントロールの指標となる |
(3)
高脂血症とは
体の細胞膜の重要な構成成分
であるコレステロールや
中性脂肪が、(血中に)異常に高い状態
コレステロールの中には 以下の2種類があり
LDL:全身の組織にコレステロールを運ぶ(悪玉)
HDL:血管にたまったコレステロールを運び出す(善玉)
高脂血症の要点
・サイレントキラーと呼ばれるように、血中の値が高くて
自覚症状はない
・食事と運動が基本対策
但し、食事でとるコレステロールは全体の3分の1
家族性に高い人は、薬物が必要
運動により善玉が増加、肥満防止にも極めて有用
(4)タバコについて
・医学上は百害あって一利なし
・減らすより、やめるが基本
・タバコ指数:喫煙年数×1日の本数=600 以上は
慢性呼吸器疾患や肺がんになり易い
・ニコチンガムやテープを利用した禁煙を
(5)アルコールについて
・適量は薬・過量は毒
1合/2日は寿命延長。4合以上はだめ
・週に1〜2回は禁酒日をもうける
・酒1合を分解するのに3時間は必要
・飲み過ぎの行く先は、肝硬変。肝硬変は治らない
・カロリー高いが栄養なし。ビタミン欠乏に注意が必要
生活習慣を見直そう!!
タバコ、食生活 (脂肪、食塩) 飲酒などと運動 不足、ストレス 等が、高血圧、 糖尿病、動脈硬 化へと、お互い に影響しあって 繋がってきます。 |
(1)適正な睡眠時
間 睡眠時間は7〜8時間
(2)喫煙をしない タバコ指数(本数x年)600以上は注意
(3)適正体重を維持する
(4)過度の飲酒をしない お酒は1合/2日がベ
スト(4杯/日まで)
(5)定期的に運動をする 出来れば週3回以上
(6)朝食を毎日食べる
(7)間食をしない
その他に、野菜・果物を多く撮る。
高塩分食品の摂取を控えることが大切。
上記健康習慣全て(7つ)を持っていた男(女)の
約10年後の年令調節死亡率は、0〜3個の男(女)の
28%(43%)に過ぎなかったとのデータあり。
30歳から75歳の間に病気で死亡する人の4人に3人
(73%)は生活習慣病であるガンと動脈硬化による
心筋梗塞・脳血管障害が原因と言われており、
長生きのためには生活習慣が大切であることが、
理解いただけたと思います。
お互いに
健康で、楽しく、長生き をしましょう。
(以上)
当日 会場で アンケートを出していただきましたが、
その結果を一部紹介いたします。
かなりの方々が 日ごろから気を つけておられる ようですが、 あらためて頑張 ろうという方も 多くおられます。 |
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検査については ほとんどの方が 十分な理解を 頂いているよう に見られます。 検査を受けて おられない方は ぜひ検査を受け られますように。 |