・血圧が上昇する
・コレストロール、中性
脂肪が多くなりがち
・体水分が不足する
・免疫力が低下する
・糖尿病、心臓病になり
やすい
・女性は乳がんになりやすい
・ルックスが悪い
・行動力がないとみなされがち
・自己規制が出来ないとみなされがち
肉体的デメリット
社会的デメリット
より重大な生活習慣病へ
移行しやすい
社会的地位の低下
男性:体脂肪率25%以上
女性:体脂肪率30%以上
クオリ
ティー・オブ・ライフの
決 定 的 低 下
(2)危険な太り方
「死の四重奏」症候群
りんご型肥満の恐さを示す一例として、
最近では死の四重奏という症候群が注目されています。
「死の四重奏」
1.上体肥満
2.高脂血症
3.高血圧
4.糖尿病
動脈硬化、心筋梗塞を引き起こす恐れあり
(3)肥満はなぜ合併症を起こすのか?
1:体の各器官に負担がかかる
人間の体は25歳前後に、諸臓器組織が完成します。
それ以降に脂肪が増加することは、体に大きな負担が
かかります。
2:インスリンの働きが悪くなる ー インスリン抵抗性
肥満があると、インスリンの働きが悪くなり、血糖値が上昇
します。血中インスリンは、利用されないため増加して、
高インスリン血症をきたします。
(4)肥満予防のポイント
1:過剰なカロリー摂取を避ける
脂肪制限だけではダメで、エネルギーの取り過ぎに注意
し
全体のカロリーを抑えましょう。そして多くの野菜を撮り
ましょう。
2:適度な運動を行なう
運動を併用しない食事制限は、逆に体脂肪を増大させる
ため、適度な運動は必要です。
(5)肥満かどうか判定してみよう
1:BMI
肥満の判定には現在 BMI(ボディーマスインデックス)が
広く用いられます。
体格指数(BMI)=体重(kg)÷身長
(m) ÷ 身長(m)
BMIが 25 以上 ⇒ 肥満
25〜18.5 ⇒ 正常
18.5未満 ⇒ 痩せている
2:内臓脂肪の蓄積
ウェスト 男性:85cm以上、女性:90cm以上
(内臓脂肪面積が 100cm2以上)
上記(1)又は(2)に当てはまると 肥満症 と
言われます。
(6)問題のある肥満
1:「りんご型」:上半身肥満−糖尿病などの生活習慣病の
発病率が高い
2:「洋ナシ型」:下半身肥満−健康上問題ない場合が多い
りんご型
洋ナシ型
3:「内臓脂肪型肥満」 :内臓の周りに脂肪がついている
(生活習慣病の恐れ)
4:「皮下脂肪型肥満」」:皮膚の下の脂肪が厚い
(健康上問題ない場合が多い)
内臓脂肪型肥満 皮下脂肪型肥満
(1)肥満と
は?
体脂肪が過大に
蓄積した状態