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ご存知かとは思いますが、手賀沼は以前水質汚染度日本一という時期が長い間ありました。 それは手賀沼に流れ込む大堀川や大津川の上流にあたる柏市・流山市・鎌ケ谷市・松戸市などの 急激な人口増加によって、下水道整備が間に合わず、家庭排水や道路・田畑の雨水が直接流れ込 んだことが大きな原因と考えられてきました。 近年行政や市民の対策が進んで、汚染度日本一の汚名は印旛沼に譲りましたが、 まだ代表的な水質の指標であるCOD(科学的酸素要求量)では、伊豆沼に続いて 第三位にとどまっています。如何に過去の影響が大きかったかを思い知らされます。 この度首都圏支部としては、社会貢献活動の一環として、柏市在住の野口隆也会員ほか地元の 皆さんが取り組んでおられる清掃活動に参加しようと支部委員会で決議し、大島支部長からの 参加要請を会員の皆さんにお届けしたところ、手賀沼を愛する方、地域社会への貢献、また自然環境問題に関心のある方、計8名の参加を得て手賀沼清掃活動に参加してきました。 当日は500名を超える市民・団体が参加されていましたが、私たちの今回の取り組みテーマは、 最近異常繁殖を続けている外来植物「ナガエツルノゲイトウ」の駆除を、地元の「我孫子野鳥を守る 会」や「ヨットクラブ」の皆さん方と一緒にお手伝いさせて頂くということになりました。 |
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