パナソニック松愛会
首都圏支部
作成代理 田口
  こんな都会の片隅にも野鳥は思いのほか元気に生きています。
  関心をもてば彼らの生き様が見えてきます、聞こえてきます。
  さあご一緒に野鳥との出会いを楽しみにお出掛けになりませんか。
  初心者歓迎!ご一緒に野鳥観察を楽しみましょう。

「秋ヶ瀬公園」観察会の実施報告
場 所      秋ヶ瀬公園(さいたま市桜区)

日 時      平成30年3月18日(日) 10:00~15:00

コース   

浦和駅西口~(バス)~桜区役所~荒川土手~こどもの森
~希望のくに(昼食)~ピクニックの森
~浦和レッズ練習グランドクの森

~下大久保バス停~(バス)
~浦和駅西口~東口(懇親会/うおや一丁)


参加者   
(敬称略)  

堀田敏江、鵜飼順子、藤田隣子、尾原 武、小松裕一、中嶋 繁、
東海林治、倉光幸司、小川嘉子、高橋佐紀子、香取文子、古味英子、
石原幸子、戸谷輝夫(担当)、田口春一郎(担当)

                        [15名]

                      
     コイカル雄♂ 
羽根の模様とおでこの色に特徴あり
 報告  
             秋ヶ瀬公園はさいたま市桜区の荒川左岸に広がる県営公園で、荒川の羽根倉橋と秋ヶ瀬橋の間、約3kmの左岸一帯100haが開設されています。その敷地内には野球場やテニスコートなど、スポーツ施設が整備され、さらにそこを囲むように自然林が続いていて、四季折々に野鳥が生息しています。木々はまだ新芽がうっすらと色づき始めたばかりで、柳の木だけが新緑を鮮やかに見せていました。森の中を歩いていて、野鳥の動きがあると、すぐに分かるのも、この時期のよいところで、15人30個の目があると、見つけ出すのも早く、しばし立ち止まって観察しながらの散策が続きました。
 森の中に足を踏み入れると、さっそくシジュウカラやコゲラの出迎えがあり、さらに森の小道を行くと、大勢のカメラマンが何やら夢中でシャッターを押しているので、すわっとばかり仲間に入れて貰うと、珍しいコイカル雄♂雌♀が高枝に見え隠れしているではありませんか。しばし観察タイムが続きました。次に足を向けたのはヤドリギが沢山ついている大木で、毎年レンジャクがやって来るのですが、今年も情報は入っていたのに、当日は姿を見せてくれませんでした。内心期待していただけに少なからず残念でした。次回に期待しましょう。
 昼食後はピクニックの森に移動し、ここでもエナガの群れや、薮を棲みかとするアオジ、木々の間を移動するオナガの一団など多くの野鳥とも遭遇して、この秋ヶ瀬公園の自然の豊かさにしばし浸ることが出来て、終了後有志で行った懇親会の席上でも、いつも以上の盛り上がりでした。


 観察種  (日本鳥類目録順)
           

マガモ・コガモ・キジバト・カワウ・オオバン・トビ・コゲラ・モズ・オナガ・
ハシボソガラス・ハシブトガラス・シジュウカラ・ヒバリ・ヒヨドリ・ウグイス・
エナガ・メジロ・ムクドリ・ツグミ・スズメ・ハクセキレイ・カワラヒワ・シメ・
コイカル・アオシ・ガビチョウ

                                                                                                  (計26種)

          〈文章・記事:戸谷輝夫〉
案内人(戸谷・田口)、記事(戸谷)、写真提供(東海林・田口・戸谷)



秋ヶ瀬公園「希望のくに」にて、この歳でも希望に燃えています

「こどものくに」の森林部でコイカル発見

「ピクニックの森」も葉が落ちて見やすいですね

*このページは低速通信利用者に配慮して画像解像度を押さえて作成しています。
 右の「スナップ写真コーナー」では、ここでご紹介出来なかった画像も含めて、
 少し解像度を上げた写真(拡大可)を掲げて、当日の雰囲気をお伝えしています。

 
スナップ写真コーナー
(クリックで写真多数)