パナソニック松愛会
首都圏支部
 田口春一郎
  こんな都会の片隅にも野鳥は思いのほか元気に生きています。
  関心をもてば彼らの生き様が見えてきます、聞こえてきます。
  さあご一緒に野鳥との出会いを楽しみにお出掛けになりませんか。
  初心者歓迎!ご一緒に野鳥観察を楽しみましょう。

「手賀の丘公園」観察会の実施報告
場 所      手賀の丘公園(柏市)

日 時      平成29年12月10日(日) 9:30~15:00

コース    柏駅東口~(バス)~手賀の丘公園バス停~
手賀の丘公園センター~じゃぶじゃぶ池~
桜の森~デイキャンプ場(昼食)~
手賀沼南岸の農地~手賀沼下沼(染井入落)~
湖畔遊歩道~かわせみ池~
アスレチックコース~
手賀の丘公園センター~手賀の丘公園バス停~
(バス)~柏駅
(懇親会/西口さくら水産)


参加者   
(敬称略)  
中嶋 繁、東海林 治、福井泰一郎、小松裕一、
山崎雄一,鵜飼順子, 倉光幸司、古味英子、
小池紀子、石原幸子、戸谷輝夫, 
野口隆也(担当)、田口春一郎(担当)   
                                 [13名]
                      〈文章〉戸谷輝夫
     柄長(エナガ)
        主に群れで行動する
 報告        
             「手賀の丘公園」は手賀沼下沼の南岸に位置し、沼を見下ろす高台にある森林公園です。柏駅からバスに乗り、貸切に近い状態で25分手賀の丘公園は緑深い環境で迎えてくれました。面積は26.9haもあり、隣接する手賀沼畔と合せて、ゆったりとした観察コースが組めます。
 まず向かったのは、森の中にひっそりと静まるじゃぶじゃぶ池と呼ばれる水場で、さっそくシメやヤマガラ・アオジ・ルリビタキ等が迎えてくれました。桜の森を周回し、日差しの温かいキャンプ場で昼食を摂っていると、目の前の木にエナガの群れが眼と耳を楽しませてくれました。
  昼食を終えて、いったん公園内を抜けると、目の前に広大な手賀沼が拡がっています。田圃道をたどって湖畔の遊歩道に出るまでにも、ヒバリやタヒバリの動きを追い、湖畔の見晴らし場「染井入落」からはカンムリカイツブリ・ミコアイサ・ヒドリガモ・カワセミ等、そして何とガンの仲間のヒシクイまで現われ、湖面の水杭の上で大きな魚を喰うミサゴが、上空にはノスリやトビが舞い、なかなかそこを離れられませんでした。やはり期待に違わず満足げの多い観察会でした。
 観察種        (日本鳥類目録順)
            ヒシクイ・コブハクチョウ・ヒドリガモ・マガモ・カルガモ・オナガガモ・
コガモ・ ホシハジロ・ミコアイサ・カイツブリ・カンムリカイツブリ・
ハジロカイツブリ・ キジバト・カワウ・アオサギ・ダイサギ・コサギ・
オオバン・ユリカモメ・セグロカモメ・ ミサゴ・トビ・ノスリ・カワセミ・
コゲラ・ハシボソガラス・ハシブトガラス・ キクイタダキ・ヤマガラ・
シジュウカラ・ヒバリ・ヒヨドリ・ウグイス・エナガ・メジロ・ムクドリ・
シロハラ・ルリビタキ・ジョウビタキ・キビタキ・スズメ・ ハクセキレイ・
セグロセキレイ・タヒバリ・アトリ・カワラヒワ・シメ・ホオジロ・
アオジ・ドバト(番外イタチ)
                                    
                                     (計50種)
          〈文章・記事:戸谷輝夫〉
案内人(野口・田口)、写真提供(東海林・田口・山崎・戸谷)



手賀沼下沼の畔にて

ヒシクイ ガンの仲間ですが手賀沼では珍鳥

手賀沼には多くの水鳥がいて、皆テンションアップ

*このページは低速通信利用者に配慮して画像解像度を押さえて作成しています。
 右の「スナップ写真コーナー」では、ここでご紹介出来なかった画像も含めて、
 少し解像度を上げた写真(拡大可)を掲げて、当日の雰囲気をお伝えしています。

 
スナップ写真コーナー
(クリックで写真多数)