首都圏支部
作成 戸谷 輝夫


  こんな都会の片隅にも野鳥は思いのほか元気に生きています。
  関心をもてば彼らの生き様が見えてきます、聞こえてきます。
  さあご一緒に野鳥との出会いを楽しみにお出掛けになりませんか。
  初心者歓迎!ご一緒に野鳥観察を楽しみましょう
2016年10月行事の実施報告 

 場 所  房総風土記の丘 (成田市) 

 日 時 平成28年10月16日(日)

 コース 
JR下総松崎駅~坂田が池総合公園~101号古墳~ドラムの里(昼食)
       
~古墳群遊歩道~風土記の丘資料館 ~古墳群遊歩道~坂田が池
       ~大和の湯(入浴/懇親会)~JR下総松崎駅

 参加者   田口春一郎、中嶋 繁、鵜飼順子、尾原 武、岡田俊男、
 (敬称略) 棟方千恵子、香取一昭、香取文子、小池紀子、戸谷輝夫、
     小松裕一
(担当)、山崎雄一(担当)
                           
[ 12名]

 

蝦夷鶲
 (エゾビタキ)
東南アジアへ渡る途中に寄る夏鳥
報告
 印旛沼を見下ろす小高い丘で、100基を越す大小の円墳・前方後円墳が並ぶ林の小道をたどり、その独特の雰囲気のなかで息づく小鳥たちとの出会いを楽しんできました。また坂田が池ではカワセミの番いが何組も現れて、彼等の好む環境であることも分かりました。、古墳群の遊歩道ではエゾビタキ・キビタキを目当てのカメラマンが沢山待機していましたし、シジュウカラ・コゲラ・ヤマガラの混群や、カワラヒワの群に囲まれたときには、しばし感激にひたることが出来ました。

坂田ケ池公園
 県立房総風土記の丘の一角に水をたたえた坂田ヶ池は江戸時代灌漑用として造られたものです。まだ水鳥は数が少なかったのですが、マガモやコガモ・カルガモが水面にかぶさる枝に寄り沿うように、ひっそりと羽を休めていました。またお目当てのカワセミも3か所で姿を見せて、我々を感動させてくれました。

房総風土記の丘(竜角寺古墳群
 
100基を越える有数の古墳密集地として知られ、大小の円墳・方墳・前方後円墳が林の中に点在しています。小さなものは案内板がなければ古墳とは見逃してしまいそうでした。一部に石棺も発掘展示されていて、古墳時代の日本人の低い身長を思い浮べてしまい、メタボの私には少し狭いなと感じました。

成田温泉(大和の湯)
 
風土記の丘を抜けるとすぐ目の前に3階建ての温泉施設が飛び込んできます。ここでいったん解散し、希望者でのどかな田園風景を眺めながらの入浴を楽しんできました。なお温泉はコーヒー色の黒湯で塩味があり、肌にぬるっと来て、我々年代には、いかにも効きそうな温泉でした。湯上りのビールと焼酎はもちろん・・・もっと効きました。

観察種
 マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、スズガモ、キジバト、アオサギ、カワセミ、コゲラ、モズ、カケス、
 ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、
ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、
 エゾビタキ、キビタキ、スズメ、
ハクセキレイ、セグロセキレイ、アトリ、カワラヒワ、コジュケイ
                              (計 28種)


案内人(小松裕一・山崎雄一)、記事(戸谷)、写真(田口春一郎・戸谷輝夫) 



坂田ケ池畔にて
風土記の丘をひと巡りして、まだまだ元気そうな皆さん!このあとの温泉にも期待大

坂田ケ池の浮橋にて
カモ類はまだ少なかったが目の前をカワセミ通過

キビタキ雌♀
風土記の丘の古墳の脇にて

*このページは低速通信利用者に配慮して画像解像度を押さえて作成しています。
 右の「スナップ写真コーナー」では、ここでご紹介出来なかった画像も含めて、
 少し解像度を上げた写真(拡大可)を掲げて、当日の雰囲気をお伝えしています。
 
スナップ写真コーナー
(アルバムに写真多数)