東京都・首都圏支部
作成 戸谷 輝夫


  こんな都会の片隅にも野鳥は思いのほか元気に生きています。
  関心をもてば彼らの生き様が見えてきます、聞こえてきます。
  さあご一緒に野鳥との出会いを楽しみにお出掛けになりませんか。
  初心者歓迎!ご一緒に野鳥観察を楽しみましょう
2015/3月行事の実施報告 

 場 所  見沼自然公園&見沼代用水 (埼玉県)

 日 時 平成27年3月29日(日)10:10~15:00

 コース JR東川口駅~(バス)~サギ山記念公園~サギ山記念館~
     加田屋たんぼ~見沼自然公園(昼食)~見沼代用水東縁~
     鷲神社~総持院~見沼代用水東縁~大崎公園(小動物園)~
     見沼ヘルシーランド(懇親会)(バス)~東川口駅


 参 加 者 中嶋 繁、杉山英夫、尾原 武、田口春一郎、小松裕一、
(敬称略)  伊藤 正、榎本正治、野口隆也、堀田敏江、山崎雄一、
      鵜飼順子、高橋佐紀子、倉光幸司、小池紀子、石原幸子、
      佐藤正弘(担当)、戸谷輝夫(担当)
                       [計 17名]
 

雲雀
 (ヒバリ)
囀りながらホバリング続けていました
報告
 心配された天候も朝から青空に恵まれ、咲き始めた桜並木を堪能しながらの観察会になりました。ここは江戸時代から野田のサギ山として有名な所です。ただ「野田」と言っても千葉県の野田市ではなく、埼玉県にあります。特別天然記念物にまでなったサギのコロニーは、田圃の減少とともに今では消滅してしまいましたが、「サギ山記念館」の中で往時の様子を知ることができます。

 旧「見沼たんぼ」の名残りとも言うべき、近くの「加田屋新田」にまず足を延ばして、昔ながらの田園風景のなかでヒバリ・ツグミ・ツバメ・アオサギなどを発見し、見沼自然公園の池では、ヒドリガモ・コガモ・バン・オオバンなどを目の前で観察しながら、弁当タイムを満喫しました。昼食後は「見沼たんぼ」の周囲を囲むように流れる「見沼代用水路東縁」に沿って、延々と続く桜並木を堪能し、モズ・カワラヒワ・ホオジロ・コゲラなどの小鳥の姿を見つけては双眼鏡に入れ、歳に似合わぬ若々しい歓声をあげる参加者の皆さんでした。

 最後は大崎公園に到着し、そこの小動物園で放し飼い状態のオシドリ・ツクシガモ・カナダガンなどを間近に観察し、いずれは自然の中でまた出会いたいと思った人も多かったのではないでしょうか。ここで鳥合わせ(今日観察できた野鳥の確認)をして、28種との出会いがあったことが分かりました。その余韻を楽しみながらも、一旦解散したあとは近くの「見沼ヘルシーランド」のレストランに場を設け、恒例の懇親会でまたまた盛り上がった一日でした。

観察種
  キジ・ヒドリガモ・カルガモ・コガモ・キジバト・カワウ・アオサギ・バン・オオバン・コゲラ・モズ・
 
ハシボソガラス・ハシブトガラス・シジュウカラ・ヒバリ・ツバメ・ヒヨドリ・ウグイス・メジロ・
 ムクドリ・ツグミ・
スズメ・ハクセキレイ・カワラヒワ・シメ・ホオジロ・アオジ・コジュケイ、                                                                              計 28種
案内人(佐藤正弘・戸谷輝夫)、記事(戸谷)、写真(野口隆也・伊藤 正・田口春一郎・戸谷輝夫) 



見沼ヘルシーランド前にて (満開の桜が迎えてくれました)

小啄木鳥(コゲラ)
日本で一番小型のキツツキ

見沼代用水東縁の水路にて
桜並木が延々と続き、小鳥にも棲み易い環境

*このページは低速通信利用者に配慮して画像解像度を押さえて作成しています。
 右の「スナップ写真コーナー」では、ここでご紹介出来なかった画像も含めて、
 少し解像度を上げた写真(拡大可)を掲げて、当日の雰囲気をお伝えしています。
 
スナップ写真コーナー
(アルバムに写真多数)