東京都・首都圏支部
作成 戸谷 輝夫

  こんな都会の片隅にも野鳥は思いのほか元気に生きています。
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10月度行事の実施報告   

場 所  東京港野鳥公園 & 大井ふ頭中央海浜公園

日 時 平成24年10月21日(日)9:30~14:30

コース 東京モノレール流通センター駅~東京港野鳥公園入口~
    西淡水池~東淡水池
~ネイチャーセンター~2号観察小屋
    ~1号観察小屋~芝生広場~公園出口

      ~大井ふ頭中央海浜公園~大井競馬場前駅~(モノレール)
    ~浜松町(懇親会)

参 加 者 鈴木通弘、藤本達夫、佐藤正弘、倉本幸司、榎本正治、
(敬称略) 中嶋 繁、岩川久子、戸谷輝夫、山崎雄一(担当)
                         [計 9名]


磯 鴫
(イソシギ)
報告
 昨年春の5月に引き続いて、今回は秋季の10月に訪れることにしました。ここは都内の観察地の中でも有数の規模と充実した施設は相変わらずでした。淡水池と汐入池が巧みに配置され、幾つかの観察小屋があって、鳥を驚かすことなく間近でじっくりと水鳥の動きを観察できました。

1.東京港野鳥公園
 
東京湾の埋立地によみがえった自然を生かしてつくられたのが東京港野鳥公園です。大田市場(東京都中央卸売市場)に隣接し、かつては遠浅の海でしたが、1960年代後半から埋め立てが始まり、埋め立て後、地面に雨水がたまって池や原っぱができ、いつしか野鳥が集まるようになりました。こうして大井埋立地はバードウォッチングの名所となり、198910月「東京港野鳥公園」として開園しました。園内には河川の中流から下流までを想定した様々な環境が復元されており、毎年、シギ・チドリ類、カモ類といった水鳥や小鳥類・猛禽類が観察されています。

2.大井ふ頭中央海浜公園
 大井ふ頭(埠頭)中央海浜公園なぎさの森は、モノレール流通センター駅から大井競馬場前までの距離を、京浜運河に沿って水辺に親しめる公園で、釣りをしたりバーベキューをしたりと、多くの家族連れや若者が来ていました。また、森と干潟があるため、多くの野鳥がやってきます。野鳥観察小屋や観察壁もありますので、ここでも野鳥観察を楽しめます。

観察種

 カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、
 ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、トビ、オオバン、
イソシギ、オオセグロカモメ、
 ウミネコ、キジバト、アマツバメ、コゲラ、
ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、
 シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、スズメ、
ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト
                                   (計 29種)

案内人(山崎雄一)、記事(戸谷)、写真(戸谷輝夫) 



東京港野鳥公園 西淡水池の観察小屋にて
(集合写真を直接クリックすると拡大します)

東側の潮入りの池 観察小屋にて
(すぐ目の前まで水鳥が来ています)

日本最大のサギ 「アオサギ」
(器用に首を曲げて羽繕いの最中)

*このページは低速通信利用者に配慮して画像解像度を押さえて作成しています。
 右の「スナップ写真コーナー」では、ここでご紹介出来なかった画像も含めて、
 少し解像度を上げた写真(拡大可)を掲げて、当日の雰囲気をお伝えしています。
 

スナップ写真コーナー
(アルバムに写真多数)