東京都・首都圏支部
作成 戸谷 輝夫


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3月定例行事の実施報告   

場 所  北本自然観察公園 (埼玉県北本市)

日 時  平成24年3月20日(火祝)10:00~14:30

参 加 者  細井忠雄、倉光幸司、阿部安夫、杉山英夫、中嶋 繁、
(敬称略) 島村 實、中村文雄、石毛稔恭、戸谷輝夫、
       野口隆也(担当)、佐藤正弘(担当)   [計 11名]



蟻吸
(アリスイ)
報告
 北本自然観察公園は大宮と熊谷の間に位置し、JR北本駅からバスで10分ほどの所にあります。ここは埼玉県の「里地里山」の自然環境を残しながら、野生の生物が暮らしやすいよう、また来園者が自然に親しめるように整えられた、比較的新しい公園です。

 平成4年7月にオープンし、32.9haの広さ(東京ドーム7個分)があり、昆虫約1700種、野鳥約160種が今までに観察されているそうです。確かに公園内にはヤブや茂みなど、動物が身を隠したり子育てしやすい場所が残されて、野生の生き物の生息場所として住み易い環境が保たれているように見えました。沼ではニホンアカガエルの卵塊が多く認められ、そのうちの幾つかは、すでに小さな小さなオタマジャクシが生まれていました。

 特に今回はシジュウカラが次々と現れて、シジュウカラデーの様相でしたが、やがてジョウビタキやホオジロなどが葦原を動いているのが確認され、公園の最奥の橋の近くで今日のお目当てのアリスイを藪の間に垣間見ることが出来ました。う~ん!もう少し見やすい場所でじっくり見たかったというのが正直な感想でしたが、こればかりはアリスイ様の好みの場所なので仕方ありませんね。

観察種
 アオサギ、ダイサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、バン、キジバト、アリスイ、コゲラ、
 セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、
 メジロ、ホオジロ、アオジ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス (計 22種)
案内人(野口隆也・佐藤正弘)、記事(戸谷輝夫)、写真(野口・戸谷) 



北本自然観察公園にて
(集合写真を直接クリックすると拡大します)

谷津が入り組んで里山環境よし

ジョウビタキ(雌♀)
                                   
*このページは低速通信利用者に配慮して画像解像度を押さえて作成しています。
 右の「スナップ写真コーナー」では、ここでご紹介出来なかった画像も含めて、
 少し解像度を上げた写真(拡大可)を掲げて、当日の雰囲気をお伝えしています。
 

スナップ写真コーナー
(アルバムに写真多数)