東京都・首都圏支部
作成 戸谷 輝夫

  こんな都会の片隅にも野鳥は思いのほか元気に生きています。
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6月定例行事の実施報告


 場 所  新浜(行徳野鳥保護区)

日 時  平成20年6月8日(日) 10:00〜14:00

参加者  鈴木道弘、福津 恒、細井忠雄、石毛稔恭、渡部正利、
      竹崎浩平、杉山英夫、千葉 敬、東島重昭、戸谷輝夫
                                   (計 10名)


雉(キジ
鳴き声(繁殖期)
「ケンケーン」

報告

 心配された天候も、天気予報通りにはならず、梅雨の中休みといったところで、降られることもなく、行徳の野鳥保護区をゆっくりと散策することが出来ました。前回は12月の冬季観察でしたが、今回はカモ等の冬鳥が北に去り、シギチドリ等の旅鳥も南から北へと通過した後だったこともあり、比較的静かな観察会でした。

 それでもお目当てのカワセミが飛び、セッカが舞い上がり、キジが小道を闊歩し、カワウが集団で餌とりを試みるなど、それなりに見どころは外すこともなく楽しめました。また水辺に近づくとトビハゼが、その名のごとくぴょんぴょんと跳ねて見せ、湿地帯の小道では、大きなクロベンケイガニが次々と目の前に現れ、葉陰ではカメノコテントウの産卵をじっくり見られるなど、それぞれの生命の営みをしっかりと観察出来ました。

 最後は行徳野鳥観察舎に寄って、保護されている傷病鳥の様子を間近で観察し、アスベスト除去工事が終わり、新装なった観察舎の2Fから、ずらりと並んだ望遠鏡を各自思い思いに動かしての観察を楽しんできました。

観察種

 カイツブリ、カワウ、ダイサギ、アオサギ、カルガモ、オカヨシガモ、ホシハジロ、スズガモ、ハヤブサ、キジ、イソシギ、
キジバト、カワセミ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、セッカ、シジュウカラ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、
ハシブトガラス、ドバト                                 (計 24種)

記事(戸谷輝夫)、写真(東島重昭、戸谷輝夫)         



行徳野鳥保護区の最奥まで足を踏み入れて (写真クリックで拡大可能
(拡大するときっと楽しくなります)

「ホーホケキョ」声はすれども姿は見せず
忍者のようなウグイス

行徳野鳥観察舎の脇にある
「傷病鳥保護施設」のトビ
                                   

*このページは低速通信利用者に配慮して画像解像度を押さえて作成しています。
 右の「スナップ写真コーナー」では、ここでご紹介出来なかった画像も含めて、
 少し解像度を上げた写真(拡大可)を掲げて、当日の雰囲気をお伝えしています。
スナップ写真コーナー
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