第143回 漫友会 増上寺と森美術館で二件の「五百羅漢図展」鑑賞


 実施日   : 平成28年2月10日(水曜日)10:00~19:30

 参加者  : 
山下晃生(牛久)、小石川功(筑西)、小森孝敏(竜ヶ崎)、中嶋繁(野田)、平川清次(松戸)、五島周太郎(鎌ケ谷市)
(敬称略)    大島 耕而(千葉市)、田口春一郎(取手)、戸谷輝夫(幹事/取手)
                                                                                                                                                               計9名
                                               
 行 程   :
 JR新橋駅~(レンガ通り)~御成門交差点(Pビル跡)~芝大神宮~昼食~増上寺(五百羅漢図展・徳川将軍家墓所拝観)
            ~大門駅~(大江戸線)~六本木駅
~六本木ヒルズ森美術館「村上隆の五百羅漢図展」~六本木ヒルズ展望台
            ~懇親会[六本木/創作野菜料理「久高」]
~現地解散(19:30)

 内容    :
   屋内の美術鑑賞を主体にしたプランを考えて頂きました。
                   芝御成門界隈の移り替わりは、残念でした。増上寺の宝物展示室で公開中の仏画「狩野一信の五百羅漢図展」
           を鑑賞し,併せて同時公開の徳川将軍家墓所(二代将軍秀忠・十四代将軍家茂・静寛院皇女和宮 他)を拝観した。
             六本木に場所を移し、六本木ヒルズ53階にある森美術館で特別展示中の「村上隆の五百羅漢図展」現代美術の傑作を
           鑑賞しました。
江戸時代と現在の五百羅漢の芸術の違いを強烈に我々に与えてくれました。
           まだ映像が頭に残っているようです。

                          六本木ヒルズの展望台・東京シティビュー250mから大東京の眺望と暫しの休憩、屋上スカイビュー270mは強風の為
           クローズでしたが、
天気にも恵まれて有意義な1日でした

六本木ヒルズ 52階 屋上スカイデッキで 写真屋さんが撮影

御成門交差点 バックは N1の工事現場と
N2に新しいビルが建っていました

増上寺「五百羅漢図展」「村上隆の五百羅漢図展」
のパンフレットと増上寺境内全域図
六本木ヒルズ展望台パンフレット
* このページは低速通信利用者に配慮して、画像解像度を押さえて作成しています。
  右の「スナップ写真コーナー」では、ここでご紹介出来なかった画像も含めて、少し解像度を
  上げた写真(拡大可)を掲げて、当日の雰囲気をお伝えしています。
スナップ写真コーナー
クリック (アルバムに写真多数)
報 告:

新橋駅~増上寺
        JR新橋駅…烏森神社…柳通り…塩釜神社…赤レンガ通り…御成門交差点…芝公園…芝大明神…
  と移動、毎日通勤していた道、様変わりしている飲食街、月日と年齢を感じました。

御成門交差点
        N1~N3までは,建て替え済みか、建て替え中、N4~N6の外観はそのままでしたが、中には他の企業が,
    懐かしいやら寂しいやら


増上寺:五百羅漢図展
 
       幕末の絵師・狩野一信による増上寺所蔵の仏画「狩野一信の五百羅漢図展」の後期展示を鑑賞 しました。
    羅漢とは釈迦の弟子として悟りを開き、人々を救済する存在の高僧だそうで、衣食住 から神通の世界まで
     の500人の羅漢を描えた絵を、説明文を読みながらじっくり鑑賞しました。江戸時代の仏画士の繊細で写実的で
     しかも、仏の性質に出会ったような想像力に感銘を受けました。
     展示室中央には、二代将軍秀忠の台徳院殿廟が英国ロイヤルコレクションより長期借用したものを修復した
     模型が展示されていました、宮大工・瓦拭き職人が1/10の精密で作った物だそうです。

六本木ヒルズ森美術館
       現在、世界で最も評価が高い現代美術家のひとり「村上隆の五百羅漢図展」を鑑賞しました。
   彼が、上記、狩野一信による「五百羅漢図」から着想を得て制作したそうで、全長100メートルに及ぶ超大作
   絵画が日本で初公開でした、1年間という短い期間100人に及ぶプロジェクトを組んで書き上げたそうで、
   羅漢の表情は全部違うし、色々な過去の題材からヒントを頂いたと、音声ガイドの端末機 が説明してくれました。
   一人一人がアニメのキャラクターの様なとっても楽しめる絵画でした。

行事企画(戸谷輝夫)、記事(田口)、写真提供(小石川・山下・戸谷・田口)