腹式呼吸法をマスターしましょう 気功の練習をおこなう前立禅で、大切なのが、呼吸法です。息を吐くことで,体内にある古い[気]を出し、 息を吸うことで、良い[気]を体の隅々まで行き渡らせるために行います。 ここでは二つの腹式気功法を練習します。
順式呼吸 順式呼吸とは、息を吸うときも吐くときも、息をおなかまで細く長く入れる方法です。息を吐くときにおなかを へこませ、横隔膜を上に動かし、息をすうときにおなかを膨らませ、横隔膜を下に動かします。 副交感神経に作用して、リラックスできます。
逆式腹式呼吸(ぎゃくしき) 逆式呼吸は呼吸するときのおなかの伸縮方向が、順式呼吸と逆になります。つまり息を吐き出すときに おなかをふくらませ、息を吸うときにおなかをへこませます。この呼吸法は交感神経に作用します。 通常は順式呼吸が多いのですが修行を積んでくると逆式呼吸を用いたほうが、より効果があげられます。 特に八段錦の第8番目はこの呼吸法をするよう指導されます
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