148回松愛会静岡歩こう会

 ~ 茶所菊川市!新茶の薫る茶園と公園めぐり ~

2018/4/28(土)

■ 菊川市の歴史 静岡県の西部に位置し、一級河川「菊川」の中流域に広がる菊川市は、遠州と信州を結ぶ「塩の道」など、ふるくから南北交通の要所として栄えた町です。明治22年には東海道線菊川駅の開設により、駅前周辺や市南部を中心に市街地が広がり、また近年は東名菊川インター周辺の区画整理事業により新たな商業区域が形成され、商業の町として発展を続けています。また、縄文・弥生時代からの遺跡をはじめ、国指定の重要文化財や史跡など数々の歴史・遺産に触れることができます。


■ コース順路・見どころ ?昼食場所 / 大頭龍神社前の加茂農村公園? 歩行距離・約10㎞
 JR菊川駅 →菊川赤レンガ倉庫 →菊川市役所 →舟岡山公園 →野添公園 →コンビニ店 →西袋公園
→大頭龍神社 →加茂農村公園《昼食・休憩》→尾花運動公園 →西方工業団地 →富士山が見える茶園
→菊川運動公園 →菊川公園 →JR菊川駅 《ゴール・解散》

□ ゴールデンウィーク初日の4月28日(土) の朝、西部地区の会員・会員の奥様合せて15名が
東海道線の菊川駅に集合。当日は全国総会と重なり、支部役員の白石さんと山口さんの二人は大阪
門真市の松心会館へ出張されたので、支部からの連絡はありません。
リーダーの挨拶とコース説明後、菊川駅の駅舎をバックに集合写真を撮り終え、200m程離れた西
に建つ、菊川赤レンガ倉庫に向って出発。


  

菊川駅の駅舎              コース説明を聞く参加者

  

コース説明を聞く参加者

  

コース説明を聞く参加者

  

菊川駅前での集合写真

菊川駅前での集合写真

 ◆菊川赤レンガ倉庫:堀之内にある菊川赤レンガ倉庫は明治時代後期に建てられました。当時はお茶の再製工場が所有し、倉庫に加えてお茶の合組(ブレンド)もしていた建物で、菊川市の主要産業である茶産業が発展していった歴史が今に伝える歴史的建物です。平成26年4月に国の登録文化財として、登録されました。


  

駅前通りを赤レンガ倉庫へ             菊川赤レンガ倉庫

  

菊川赤レンガ倉庫

  

 □ 赤レンガ倉庫の外観を観察後、県道沿いに南へ歩を進める。途中、菊川市役所の敷地内に菊川駅開業90周年記念事業「1979年」として、また消え去る蒸気機関車の記念として展示されている
 SL(9600形)の動輪と菊川市役所庁舎を横目に、さらに南へ。少し進むと中央の"川"文字を囲むように9つの"キ“文字で「菊川」と読める、マンホールの蓋に注目。県道と別れて菊川西中学校の校門を通過、東名高速道路の高架下を通って「舟岡山公園」に到着。

  

SL(9600形)の動輪          菊川市役所庁舎

  

マンホールの蓋             菊川西中学校校門

  


 ◆舟岡山公園:閑静な住宅街の中にあり、全面芝生で幼児に優しい公園です。らせんすべり台など4種類のすべり台、鉄棒などが組み合わさった大型コンビネーション遊具に近所のちびっこが夢中。整備されたばかりのきれいな公園。遊具は2つだけですが、その分芝生が広いので安心して遊べます。

 □ 公園内を思い思いに散策・休憩後、南に約500m先の「野添公園」を通過し家電量販店の横に
建つ「コンビニ店」に寄り道。県道の加茂交差点を西へ行き、県道沿いに在る「西袋公園」を通過。
「西方川」に架かる橋を渡り、右折し「大頭龍神社」に向った。

  

南安倍川橋

  

舟岡山公園

  

舟岡山公園で小休止

  

舟岡山公園で小休止

  

舟岡山公園で小休止


 ◆大頭龍神社:延暦11年(792年)に創建されたと伝えられています。現代の拝殿は宝暦13年(1763年)、本殿は文化11年(1814年)に修復再建されました。文政7年(1824年)に建立された青銅の鳥居は、菊川市の指定文化財に指定されています。


  

大頭龍神社へ             大頭龍神社社殿

  

 □ 大頭龍神社で参拝を済ませて、隣接する「加茂農村公園」に到着。下見の結果、昼食場所は「尾花運動公園」の芝生に車座になって採る予定でしたが、当日は陽射しが強く、木陰がないため、急遽、「加茂農村公園」に変更しました。ゆったりと昼食・休憩のひと時を過したのち、尾花運動公園を横目に西方工業団地内の道路を通って富士山が見える茶園へ向かう。

  

加茂農村公園で昼食後のひと時

  

加茂農村公園で昼食後のひと時

  

加茂農村公園で昼食後のひと時

  

加茂農村公園で昼食後のひと時

加茂農村公園での集合写真

加茂農村公園での集合写真

◆尾花運動公園:西方工業団地内の一画にある尾花運動公園。全面が芝生で覆われた多目的広場は、周辺部に起伏が設けられ、休日になるとグラウンドゴルフを楽しむ方で賑わいます。夜間照明も設置されていますのでナイターも可能です。

  

尾花運動公園


 ◆富士山が見える茶園:平成17年度に菊川市と掛川市茶業協会とで決定した「絵になる茶畑景」の一つ。菊川で栽培されているお茶は遠州の風と恵まれた太陽の光を得て、アミノ酸を多く含み肉が厚いのが特徴です。この茶葉で作る菊川の「深蒸し茶」はとりわけ風味が高く、これまで多くの賞を受賞しています。

  

富士山が見える茶園

  

富士山が見える茶園             茶園風景   

  

茶園風景                     茶園を行く参加者

  

茶園を行く参加者


 □ アップダウンの茶園を足どり軽く?通り抜けて東名高速道路横切り、菊川運動公園が見渡せる丘陵にある「東屋」で休憩し、菊川球場の入口前広場に到着。小休止のあと、コース最後の菊川公園に歩を進めた。

  

東名高速道路に架かる歩道橋             菊川運動公園   

  

菊川運動公園手前の東屋で小休止


 ◆菊川運動公園:豊かな自然の中にある運動公園。市民の健康と体力の維持・増進や、スポーツを通じてコミュニティの場所として整備された公園です。野球場や多目的広場芝生グランドのほか、芝生広場や冒険の丘など、体を動かして楽しむ空間が広がります。

 ◆菊川公園:通称「高田ヶ原」と呼ばれる高い丘は、農学校・草競馬場・青年学校など時代とともに変遷し、現在は菊川公園として市民に親しまれています。西側には日本にお茶を伝えたといわれる栄西禅師の石碑があります。

  

菊川公園へ               菊川公園でのひと時

  

   菊川公園でのひと時            菊川公園から菊川駅へ向う参加者


□ 連絡の不徹底、茶園内は下見とは異なるコースを選んだことによるトラブルがあったが、ゴールのJR菊川駅に到着。たお互いに労い、下見の日と同じ時刻の浜松行きに乗車し家路につきました。

コースマップ:野神     ウォークリーダー:菅沼  
写真提供:幸岡、野神  レポーター:幸岡 
   


   次回は 平成30年5月26日 (土)
~ 静岡県富士山世界遺産センターと富士山本宮浅間大社参拝 ~
 JR身延線・西富士宮駅 改札口前 10時15分 集合 です!