[今回のウオーキングコース]
遠州森駅→森町の古い町並み→天方城跡・城ケ平公園→向天方公民館→戸綿駅・遠州森駅
◆遠州森駅に集合
雨天のため一週間順延となった6/4(土)午前10時20分、天浜線遠州森駅に会員と家族の総勢15名の参加者が集合。
木造の小さな駅舎前広場で、いつも通りリーダーの挨拶と集合写真撮影のあと出発です。
遠州森駅前での集合写真 いよいよ出発です。
◆森町の古い町並みへ
遠州森駅を出発して直ぐのコンビニで弁当や飲み物などを調達。ここから開けた通りを暫らく行くと、
森町の古い民家が建ち並ぶ通りです。格子戸や板戸の昔懐かしい家並みが続き、地元では「筋か
った町」と呼ばれ、今も家並みが鋸の歯型となっています。戦国の城下町として市街戦に有利なよ
うに造られ、城塁の役割を果たさせたもので、当時の攻防の激しさを忍ばせています。
森町の古い町並みを行く
◆天森橋から天方城跡・城ケ平公園へ
約1km、古い町並みを通り抜けると太田川を跨ぐ天森橋。ここから天方城跡・城ケ平公園への道は、道標を目印にお椀状の山頂(標高249m)を目指し、約2kmで頂上です。
かなりきつい登り坂を休み休み、小1時間もかけてやっと到着。
山頂は一面の芝生、子供用遊具などが備えられた公園です。公園の中央には*天方城跡の碑が建立され、展望台からは太田川沿いの町並みが見渡せ、見通しの良い日には遠州灘や浜名湖が望める絶景スポットです。この公園の藤棚の下で登坂の疲れを癒しゆっくり昼食休憩。
*天方城:築城は室町時代初期と云われ、山内氏(天方氏)の代々からの居城であった。
永禄の末(約400年前)天方道重の時に徳川家康に攻略され、その後、一時武田信玄のものとなったが、元亀、天正年間に再び徳川家康に攻められ落城し、以降廃城となった。当時の城は、内堀、外堀、立堀と堅固な山城であったと云われています。
◆向天方公民館を経て戸綿駅へ
昼食休憩のあと、茶畑や杉林の茂る山道を一気に下山。来た道を振り返ると、城ケ平(山頂)と直ぐ横のテレビ塔が小さく見える。のどかな田園風景が広がる中を、途中、向天方公民館で小休止し、太田川沿いに約30分も歩くと森川橋です。ここで一旦解散。
遠州森駅へ向かう参加者と別れ天浜線戸綿駅へ。
◆戸綿駅に到着
ほどなくゴールの戸綿駅に到着。上り列車の到着を待って、それぞれ帰路につきました。今回のウオーキングは、梅雨の晴れ間の広がる中、約2kmの登り坂を含めた総距離約9km。久しぶりのハイキングとなりましたが、汗をかきかき青葉・若葉が茂る山の清々しい空気を一杯吸って、参加者全員が完歩しました。
参加者の皆さん本当にお疲れ様でした。
歩こう会世話役一同(記、野神)