[今回のウオーキングコース]
興津駅→宗像神社→瑞泉寺→休憩処→薩埵峠・展望台→(望嶽亭藤屋)→倉沢・寺尾の町並み →小池邸 →由比駅
◆興津駅に集合
4/30(土)午前10時20分、JR興津駅に会員とその家族・友人ら総勢37名が集合。リーダーからのコース説明と初参加者の紹介、そして駅舎をバックに参加者全員の集合写真撮影のあと元気良く出発しました。
JR興津駅前にて参加者全員の集合写真
◆宗像神社から瑞泉寺、白髭神社へ
駅を出発してほどなく、旧身延道入口。東海道と身延道の分岐点で、今も道標の「身延路石塔」が建てられています。ここから直ぐ近くの、当時の海上航路の守護神を祀る「宗像神社」に参拝。参拝後、旧国道1号線の石造りの興津橋を渡って興津川沿いに建つ瑞泉寺で小休止。瑞泉寺からの行程は緩やかな登り坂が続き、約500mほどのところにある海岸傍の小高いところに建つ白髭神社にも参拝し、ここから少し離れたところの薩埵峠手前の休憩処に到着です。この休憩処と近くの小道脇の木陰で、少し早めの昼食休憩。
宗像神社へ参拝
薩埵峠手前の休憩処で昼食休憩風景
◆薩埵峠越え
昼食休憩のあと、峠越えに備え早々と杖などを確保(借用無料)する参加者。全員が揃ったところでいよいよ登坂です。さすがにきつい。しかし、ものの40分も登ると峠の頂上です。眼下には駿河湾が広がり、ここからの富士山は画家「広重」が描いたような風景が望める眺望の最も良い所です。しかし、今日は靄(もや)のため、その雄大な富士山は望めませんでした。残念!峠展望台で周辺の風景を楽しみながら小休止。
昼食を終え、峠への登坂を準備中
一息いれ、さー登るぞー
峠へ登坂中
峠の頂上付近(見晴らしの最も良い所)
峠の頂上付近(見晴らしの最も良い所)
峠の頂上付近(見晴らしの最も良い所)
峠の展望台で集合写真 同、遅れて到着の数名の参加者
◆薩埵峠
薩埵山(標高244m)のふもと興津宿から由比宿の間に横たわる約3km余りの峠道で、 旧東海道唯一の難所と云われ、
明暦元年(1655年)に当時の幕府によって峠道が整備され現在に至っています。
◆望額亭藤屋から倉沢・寺尾の町並みを東進
峠からの下り急勾配の沿道には、ミカン(甘夏)やビワが栽培されており、 ミカンが色鮮やかに実っていました。暫らく行くと、小さなくぐり戸、格子の窓、なまこ壁など江戸時代の街道色を
残している西倉沢へ。ここには旅人の休む茶屋が多くあったと云われ、中でも有名な「望額亭藤屋」が角地に今も残されています。 慶応3年(1867年)山岡鉄舟が官軍の目を逃れ匿われた宿として良く知られいますが、今日は、あいにく休館日のため、
蔵屋敷や鉄舟が逃げる際に置いていったピストルなどを拝見出来ませんでした。
◆小池邸から由比駅へ
倉沢・寺尾の古い町並みの中で、当時の民家の面影を良く残している小池邸にも立ち寄ったあと、 一路、ゴールの由比駅へ。 途中、ミカンや今が旬の駿河湾名産のシラスなどを買い求め、リュックがいっぱいになった参加者もおられました。
◆JR由比駅に到着
ほどなくJR由比駅に到着し、ここで解散。 今日は、絶好のウオーキング日和に恵まれましたが、 あいにく靄(もや)がかかり残念ながら雄大な富士山を望めませんでしたが、参加者全員元気良く約9kmの薩た峠
越えを果たし、それぞれ帰路に つきました。 参加者の皆さんお疲れ様でした。
歩こう会世話役一同(記、野神)