シルクロードツーリング17次 2009
イスタンブール⇒ニッシュ(セルビア)
2009年7月29日(水)⇒2009年8月12日(水)
走行は7/31から8/9までの9日間 走行距離800km
本来、今年は昨年の終着点のカッパドキアからのスタートのはずですが、2002年9月11日のテロ後の中央アジアの不安定要因を避けて、この年(2002年)に、トルコのカッパドキア⇒イスタンブールのルートを走ったため、今年はその部分を飛ばして、トルコのイスタンブール⇒セルビアのニッシュまでのルートを走りました。
今年は、いよいよアジアからヨーロッパに入り、トルコ、ブルガリア、セルビアの3カ国を走りました。トルコから西は、バルカン半島に位置する国で、どこでも地平線が見えるぐらい土地がフラットで、隊列の写真を撮る際、今までは少し高いところに登り、撮影していましたが、ブルガリアに入ってからは、それが全くと言っていいほど無く、撮影ポイントを探すのに非常に苦労しました。
今年は、ヨーロッパに入ると言うこともあって35名大所帯で走ることになりました。
スタートがイスタンブールのアヤソフィアの前からとなり市街地をしばらく走りましたが、車が多く、且つ走る車がクラクションを鳴らしてくれるので、驚いたり、嬉しかったりと田舎道を走るときとは別の緊張感があります。
|
|
イスタンブールの市街を車と一緒に走行 |
|
今年は今までよりも標高の低いところを走ることもあって少しでも暑さを避けるため、朝4時起床、5時20分にはスタート。それでも気温は22度を越えている。今日も暑さが心配。
走行時の隊列は先頭にパトカー、伴走車、白バイ、35名の自転車隊、軍の車、サポートバスと
トラックが連なっています。この隊列で街中は、VIP扱いで、信号は無視でGO、信号の無いところは警官が立って車を止めて我々を優先で通してくれました。こんなことは初めての経験でした。 |
|
先導してくれた
白バイ警官 |
|
最初にも書きましたが、バルカン半島の東側は
トラキア平原といいます。
ちょっとしたコブもなく、隊列の写真を撮るところを
探すのに苦労しました。
見える限りヒマワリ畑で、そのフラットさに驚くとともに、ヒマワリ畑の広大さにもびっくり |
|
フラットで走りやすかったのですが、周りは畑だけで、高い木々もありません。11時近くになると、気温は30度を越え、暑くてたまらず、休憩にはサポートバスのちょっとした陰で休むことも度々ありました。
|
|
|
|
|
今回は、2回目の国境の通過を経験しました。トルコを出国しブルガリアへの入国です。
今回は、イラン−トルコ間の通過のときのような事は無く、荷物はバスやトラックに載せたままで、我々は自転車に乗った状態で、通過することができました。
|
|
左 トルコからブルガリア
への入国に向かって
走行
右 ブルガリアに入った直後 |
|
ブルガリアへ入国後も日中の暑さを少しでも避けるため、朝5時には集合し、出発前の体操は
|
|
ヘッドランプを点けて行いました。
|
早朝のスタートにより、太陽が地平線から頭を出すのを見ながらの走行も度々ありました。 |
|
|