シルクロードに魅せられて [1] ―シニアの爆走ツーリング記録―
中国国内だけでも4000Kmを越え、敦煌から先は多くのルートがあり、この道を通じて東西の人種、富、文化、宗教・・・などの交流や戦いがあり、人類に限りない影響と遺産を現在に残している。
砂漠公路入り口のモニュメント 入り口のゲート 美しい砂丘
公路の両サイドは砂防の植樹がされ、数キロ毎にポンプ小屋が施設されて地下水を汲み上げ、散水されている。 砂嵐と小雨がぱらつきだし、視界が悪くなって来た。ライト点灯。今度はナンバープレート落下。 夕方、砂漠の中にあるドライブインに到着。砂まみれだがシャワーなどの施設はない。しかし、ベッドで寝られる。
礫砂漠が現れると崑崙山脈からの雪解け水による川が出現、 湿原帯となり消えていく。 礫砂漠は延々と続き地平線が判然としない。 トラブル多発、都度休憩、整備士の大活躍!! オアシスの小さな村でトラブル発生、修復を待つ合間に民家を訪問、素晴らしい門構えだ、聞けば大工さんの家。 庭に杏の大樹があり、実がたわわに実っている、ありがたく頂く。
6月14日 曇り
シルクロード中国内の西端地で中央アジアと中国を結ぶ要衝として栄えた カシュガル(喀什)を目指す。
ツーリングの最終日、アクセル全開で爆走してきたツケが出だした。
発車まもなくエンスト:プラグのかぶれ、そしてストップライトの落下、更には 停車時エンジン止まらず:セルがアウト。 それでも無事目的地カシュガルに到着。1,906Km 完走万歳!! 6月15日 曇り 午前:フリータイム 昼食:元ロシア領事館で。 午後:市内&バザール見学。
午前:ウルムチ(鳥魯木斉)に移動。 午後:博物館 など市内観光。 夜:空港へ。 6月17日 帰国の途に 深夜便 01:00 でウルムチ発、早朝 ソウル着 成田行きメンバーと別れ、関空に向かう。午後:無事帰宅。