『 自転車博物館サイクルセンター 』 浦 和貴(堺市) |
「もののはじまりなんでも堺」と言われておりますが、堺では「三味線」「瓶詰めの酒」「シャベル・スコップ」など様々なものを日本で 初めて作り始めました。 とりわけ16世紀には「たばこ包丁」では「堺極(さかいきわみ)」と命名され江戸幕府から信頼された品質を誇ってきました。 そしてご存知の鉄砲鍛冶へと引き継がれ、その技術を応用し明治30年代に輸入自転車の部品の修理から始まり、「自転車」を製造 するようになりました。 最古の自転車(複製)や競技用の自転車まで約300台を自転車発展の歴史に合わせて展示されているのが堺市堺区大仙中町 (大仙公園の西の端)にある 「自転車博物館サイクルセンター」で堺市に本社のある「(株)シマノ」が1992年4月に財団を作り開館しました。 博物館は(写真1)のように自転車の車輪を形どった外観です。 内部展示は(写真2)ブレーキや変速機の仕組みを体験できる展示で自転車好きの方には是非見て頂きたいものです。 又、子供さんにも分かりやすく展示されています。 隣接している大仙公園の自転車広場では、22台のレプリカですが「クラシック自転車」に乗ることが出来ます。 ■「自転車博物館サイクルセンター」へのアクセス JR阪和線「百舌鳥駅」から西へ約13分 ■入場料;一般200円、65才以上100円、小学生50円、中高生100円 (入場料は必要ですが大人でも一見の価値はあります。) |
![]() 自転車博物館サイクルセンター外観(写真1) |
![]() 博物館内部展示(写真2) |
![]() 自転車で遊ぶ子供たち |
![]() 自転車で遊ぶ子供たち |