竹は生物、生育の状態、竹の伐採・乾燥時期により性質が大きく異なります。また炭を焼く環境も季節により全く変わります。私達は常に良炭を目指し、炭焼きデーターの積み重ねとそこからのノウハウの蓄積を図っています。
 竹の乾燥度管理、窯入れ量管理、炭焼き時の窯内と排煙の温度管理等々の作業管理と、出来上がった炭の品質評価、この両者データが語る言葉を次への糧としています。

焼きあがった竹炭の品質チェック
 毎回の窯出し時には窯内のあらゆる箇所の炭の出来具合を評価する為に、窯の手前・中間・奥の右側・中央・左側の計9箇所から2サンプルずつ試料をサンプリングします。更に各資料は窯に立てられた状態での天・中・地の3箇所から試料を切り出し、合計27箇所、54片の試料を採集します。
 それらの試料は、品質担当者のもとで洗浄・乾燥させられた後、電気抵抗地の定量的測定や、割れ・火ぶくれ等の外観チェックがされ、品質評価データーとしてまとめて報告されます。

品質評価ピースの切り出し

評価ピース、記号は窯の部位

品質データの一部

作業管理データ/品質データ一
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