平成26年4月度 竹田城跡・立雲峡・清滝・清住 写真集
 写真提供: 作本秀樹
 
 中型バスをチャーターし河内磐船駅前を6定刻に出発。途中、西起SAで名物黒豆パンの味見休憩を挟み竹田駅前の観光駐車場に9時前に到着。桜祭り飾りの街を抜け、咲き始めたミツバツツジが綺麗な階段道の表米神社登山道を登りました。
 表米神社から30分弱で竹田城跡大手門に到着。登城料300円を払い入城、早朝にも拘らず多くの観光客です。  北千畳のビューポイントで満開の桜に飾られた、全国屈指と言われる山城遺構を背景に記念写真。
 現存する豪壮な石積み城郭は、最後の城主・赤松宏秀が整備したと言われその全容を留め、「日本のマチュピチュ」・「天空の城」と呼ばれ近年多くの観光客が押し寄せています。その為、本丸等への入場規制や場内一方通行規制等の制限が有り残念!
 以前来た時には、天守台にも倒れそうな木梯子を伝い登れ、南千畳、南二の丸の石垣遺構眺望が素晴らしかったのに。
 南千畳にて。九州からフェリーで観光に訪れられてたMRC山仲間とも出会いました(左写真)。南千畳からは本丸・二の丸・三の丸・北千畳方面の石垣城郭遺構が一望でき、その豪壮さを実感できます。
 10時を過ぎる頃には観光ツアー会社の旗が犇く様になり混雑に紛れぬ様に登って来た道を登山口の表米神社の境内を経由して下山し、駐車場からバスで次の目的地の立雲峡に向かいました。
 立雲峡に11時着。満開の桜が我々を歓迎してくれました。  第一展望台で竹田城跡を背景に記念写真。
 立雲峡は朝来山中腹に有り、桜花爛漫の景勝渓谷の名に相応しく苔生す奇岩・巨岩と群生する老桜が自然美を共演。竹田城跡とは円山川を挟み位置し、円山川から立ち上る霧「雲海」に浮かぶ城跡は、まさに「天空の城」に相応しい光景。
 雲海見頃は秋から冬の早朝、我々は雲海とは、また異なる美しさの桜花に浮かぶ城跡を瞼と写真に焼き付けました。
 次に、竹田(朝来市)からバスで約1時間、養父市の天滝に向かいました。12:20頃にレストハウス駐車場に到着。生憎雨がぱらぱら、車内から花見の昼食を取りました。天滝は日本の滝百選た県下一の落差を誇る名漠です。
 レストハウスから天滝登山口までの荒れた林道をバスで移動、登山口から天滝までは約1.2km・標高差350mの渓流沿いの道を登ります。途中、糸滝・夫婦滝・鼓ヶ滝等7つの滝の様々な景観が楽しめ、可愛いい山野草も咲き始めていました。

 休憩所から流れ落ちる雄大な景観の天滝を眺めた後、鉄階段を登り三社権現が祀られた観漠所へ。
落差98m、雪解けの豊富な水が流れ落ちる様は見事でした。
 鼓ヶ滝を超え急坂を登れば頭上に白い水壁が出迎えます。
 三社権現から、登ってきた渓谷渓流沿いの道を下ります。
 養父市「天滝」から途中道の駅「まほろば」での休憩を挟み約1時間半のバスの旅で丹波市清住のカタクリの里に到着。想定外だった入園料300円を払い、薄紫色に染まる春の妖精「カタクリ」の満開大群生を約40分間観賞し散策しました。
 カタクリを楽しんだ後、直ぐ近くの達身寺に参拝。丹波の正倉院と呼ばれ、この時期境内には様々な水仙が楽しめます。
 約10分間の水仙観賞の後、帰路につきました。往復とも懸念された宝塚渋滞も無く快適なバス移動に恵まれ、車窓からは桜やつつじに飾られた山里風景を楽しみながら、西宮名塩SAでの休憩を挟み午後6時30分頃に交野に帰着しました。
 清住は関西圏随一のカタクリ大群生地です。園内2ヶ所の群生地はクヌギ林一面に、波打つ様にカタクリが咲き誇っています。  達身寺境内一帯には様々な水仙が栽培され開花最盛期、大きなラッパ水仙は見事です。秋の紅葉も見物です。
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