〈行程〉JR 津田駅 ⇒ 地蔵池 ⇒ 春日神社 ⇒ 旧田中家鋳物民俗資料館 ⇒王仁公園 ⇒ 菅原神社 ⇒ JR 藤阪駅(解散)
〈距離〉約6km 〈参加者〉74名
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2020年から、くらわん会会長は山内さん(枚方北)から葛城さん(枚方南)に変わり、副会長に永井さん(枚方南)が就任されました。世話役含め、 総勢28名の役員体制です。よろしくお願いします。
【葛城 新会長のご挨拶】この度、山内会長の後任として本年より引き継ぐことになりました葛城です。 くらわん会は1996年6月に発足し会員数は200余名で歴史ある大きな所帯です。昨年は250回達成された方が2名おられました。これも健康であるとの証だと思います。 これからもくらわん会を出会いの場として親睦と健康を保つ一助になればと考えています。 今年も無理のない平坦なコース設定をしていますので参加されることを世話役一同お待ちしております。
2020年、最初のくらわん会例会は、枚方市東部の神社(春日神社・菅原神社)への初詣で、2007年1月以来の2回目のコースです。
今日は、朝から雨が降り続き、京阪交野線の人身事故の影響で、交野線全線で運転見合わせとなり、遅れて来られる方も多くおられましたが、JR津田駅に74名の方が集まりました。
雨のため、恒例の朝会も屋根のあるバス停で行ないました。葛城新会長の挨拶、大柴睦子さん(枚方北)に12回参加表彰、永井リーダーから本日のコース説明、その後岩爪リーダーから次回例会の案内『灘三郷』がありました。
多くの方が傘を指してのスタートです。JRガード下をくぐり、津田駅前から左折してしばらく進むと住宅裏に「影見池(かげみいけ)」があります。90坪ほどのごく小さい池で、立て札『影見池と惟喬親王』がないと見逃しそうな池です。
常時水をたたえていて、真菰(まこも)が水面を覆っていました。「影見池」は、いつも清水を湛えていたので、惟喬親王遊猟のとき、見失った愛鷹が池面に写る姿から発見されたという伝説が残っています。
「影見池」を過ぎてしばらく進むと、「地蔵池」に到着しました。「地蔵池」は、明治16年(1883年)の夏に大旱魃(かんばつ)がつづき、貯水量の少ないため池しかなかった津田南部はとても大きな被害を受けました。
そのため、当時あったため池を改修し多くの水を貯めることができるように計画したのが、現在ある地蔵池の堤体です。明治18年(1885年)に完成しました。
本来は「地蔵池」で休憩する予定でしたが、雨のため、足早に「春日神社」へ向けて歩き始めました。
春日神社に、10時30分ごろに到着した。春日神社は枚方には末社を含んで13社存在しており、その一つです。嘉吉2年(1442年)、春日4神を勧請して三の宮の内宮となした。
明和3年(1766年)の造替に際して建立されたと考えられています。「春日神社本殿」と「八幡神社本殿」は、2011年4月に「枚方市指定文化財」に指定されています。
春日神社のしめ縄は、珍しい「縄暖簾(のれん)のしめ縄」になっており、頭を下げてくぐるしかありません。春日神社では、各自がお参りしたり、お守りを購入したりしました。お神酒のまわりには多くの人が集まっていました。
雨がやみそうもなかったので、春日神社近くの「アル・プラザ枚方」へ移動し、解散となりました。「イートイン」コーナーで食事される方、出発地「JR津田駅」に向けて歩く方、本来の解散地「JR藤阪駅」に向けて歩く方、アル・プラザ枚方近くのバス停から枚方行のバスに乗る方などさまざまです。
「JR藤阪駅」に向かった方の中には、「旧田中家鋳物民俗資料館」「王仁公園」「菅原神社」へ立ち寄られた方もおられた。今回、藤阪駅付近に行かれなかった方は、機会があればぜひ立ち寄ってみてください。
雨や京阪電車の運転見合わせなどのアクシデントがありましたが、多くの方が参加され、怪我無く無事に2020年最初の例会は終了しました。
来月の「灘三郷」には多くの方が参加されることを願っています。
「旧田中家鋳物民俗資料館」(下見)
<写真撮影:冨田、中溝、松島、HP作成:松島>