桜の花は、千年という時を超え、私たちに愛され語りかけてくれています。はるか昔から日本各地の自然豊かな原風景の主役として、私たちはずっと桜を感じ、愛し、そして託してきました。ある時は物語に語られ、ある時は音楽にのせ、そして、ある時は歴史を彩る花として、私たちが誇るべき何かを一年に一度、美しい春の景色とともに思い出させてくれる存在です。
　春の息吹を感じる今日この頃ですが、会員の皆様におかれましては如何お過ごしでしょうか。

先月は、9日（土）に22名の新たな会員様にご出席いただき、「新会員歓迎会」を開催いたしました。
最初に、2班会員の中西隆尚さんによるマジックを披露いただきました。中西さんはマジック同好会発足時に入会され、以来中心的にご活躍されてきた素晴らしいテクニックの数々と話術で堪能させていただきました。
その後、私から松愛会の取り組み、昼食懇談を挟んで新会員様からの自己紹介、最後に記念撮影をしてお開きになりました。（詳細はホームページで公開中）

また、5月11日（土）開催の「年次支部総会」、新たに7月1日（月）開催する観劇ツアー｢宝塚（雪組）公演｣、7月13日（土）の「65歳節目懇談会」、加えて、9月27日（金）に「歴代役員を囲む懇談会」、9月30日（月）「天満天神 繁昌亭」の準備に取り組んで参りました。

本日お届けの会報に「年次支部総会」の案内状を同梱いたしております。アトラクションには枚方フィルから7人の団員による素晴らしい演奏をいただきますので、多くの会員様のご参加をお待ち申し上げています。

皆様方の最大関心事は、本日「新元号」が発表されます。私たちに何を語りかけてくれるのでしょうか。
加えて、今月末日で天皇陛下がご退位されます。大きな歴史の一コマを人生で2回も経験することになります。
そして、東京オリンピックも、更には大阪万国博覧会も同様に経験できることと思います。

さて、卯月には木々の緑が一番美しい季節でもあり、桜・ツツジやフジなど多くの花が咲き乱れて、草花の華やかな生命力が感じられます。
何よりも満開の桜の下、新年度がスタートし、入学式・入社式が行われますが、松愛会も新年度を迎え「仲間と地域、笑顔で健康」をテーマに皆様との “絆づくり” に取り組んで参りますので宜しくお願い申し上げます。

我が家の新年度は、庭に名前にあやかって植えたシンボル「八重桜」の開花から本格的にスタートします。
クリスマスローズやヒマラヤユキノシタとムスカリの花が咲きほころび、垣根の西洋カナメモチの赤い木の芽、ドウダンツツジやブルーベリーの若芽、シャクナゲのつぼみも膨らみ、新芽が赤く初夏には緑色に変化し秋にはまた赤く紅葉するノムラモミジ（春モミジ）、草木が本格的な春の訪れを応援してくれています。

俳 句 ： 八重桜 一雨ごとに 芽をさます

撮影：Lumix DMC-GF1（ﾐﾗｰﾚｽ一眼）

2019年 (平成31年) 4月1日
櫻 田　仁