夢中人に替ります

セカンドライフも少年野球で

野口丈重さん 6班 
 寝屋川市スポーツ少年団 野球部会でご活躍中の6班の野口丈重さんをご紹介いたします。野口さんは、現役時代に事業場で野球をやっておられたこともあり、ご長男が少年野球に入団されたことを契機に軟式少年野球チームの世話をするようになりました。以来、指導者として24年の長きに亘り、精力的に活動されておられます。 
 
 平成12年からは、東小学校校区の小学生が主体のチーム「東少ブラックジャガーズ」の4代目監督を務められておられます。現在、野球部会には、15チームあり、野口さんのチームは、六年生9名、五年生9名、三、四年生4名の総勢22名の少人数チームですが、年間50回を超える試合に参加し、各大会で数多く優勝され、野球部会でのチーム勝率トップの戦績を誇っておられます。


チームミーティング?
 
 監督としての指導方針は、子供たちの特長をみて、個性を伸ばすことを最重点にしておられます。
例えば、低学年の子供たちには、ボールに慣れるように指導し、横投げが得意な子供には、無理に矯正せず、それを伸ばす指導を行い、ピッチングで失点しても試合内の再登板の機会を与え、子供たちに自ら考える機会を与えるなど、子供たちの自主性を尊重されておられます。

楽しく練習中のチームメンバー
 このことは、子供たちが伸び伸びと練習しているところを拝見して、厳しい中にも子供たちの成長を心より願う野口さんの人柄が現れています。さらに、野球部会の運営副部長、審判員も務められておられ、大変、多忙な毎日を過ごされておられます。こうした青少年育成活動に長年携われた功績を称えられ「平成23年市制功労者」として表彰されました。

寝屋川市からの感謝状
 「子供が大好き」「子供が現在の自分を育ててくれた」「第2の人生の場も子供たちが与えてくれたことが幸せ」とインタビューの最後に仰っておられ、子供たちに対する深い愛情がこの活動の原点になっていると感じました。
   
2014年3月掲載(文責寝屋川便り編集委員)
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