夢中人に替ります

五十にして天命を知る

樋口 友視さん 5班

日本古武道誡慧塾(かいけいじゅく)を主宰されておられる樋口友視さんをご紹介いたします。 お若い時には、オール松下の剣道部で活躍されておられ、現役50歳のとき、ご自身の廻りでの 不幸を契機に、自分を見つめ直すために、始められたそうです。 八坂神社の宮司をされておられた無双直伝英信流範士十段三浦武之秀房総師範に師事し、 十数年来の稽古の後、誡慧塾を設立されました。 塾名には、自己の行いを誡(いまし)め、心を   直す鍛錬を積み、生き抜く智慧(ちえ)を得る、という意味があるそうです。


      昇段試験での樋口さん       
 

塾の皆さんの稽古風景
古武道は、剣道・柔道・空手などの現代武道と異なり、勝敗を決する試合はありません。 伝統と礼節を重んじ、心技共に向上することを目指した武芸で、相手の動きを仮想しての 「型」稽古です。 誡慧塾では、「居合」を中心に「杖術」「組み太刀」の修行に励んでおられ、 現在、樋口さんは錬士六段です。 誡慧塾では、毎週日曜日午前9時12時、寝屋川市立総合センター内の中央公民館の 軽スポーツ室(3F)で稽古をされておられます。初めての人でも気軽に始められるとのことですので、 武士(もののふ)に関心のある方、是非とも見学に行ってください。 また、中央公民館のホームページにもサークル活動が掲載されていますので、ご覧ください。 加えて、樋口さんは、書道の実用賞状書士の資格もお持ちですので、 ご要望ある方お声掛けください。

2017年8月掲載(文責寝屋川便り編集委員)                                          
            
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