夢中人  横浜西支部 加藤 勇三
伝統の相撲甚句に魅せられて

 中国特機営業所(竹屋町)の勤務経験者でつくる東京竹屋会で先輩(山下晃生さん)の相撲甚句を聞き、力士が唄うものと思っていただけに、先輩の美声に驚き触発され平成17年に両国の隅田川甚句会に入門。元来唄好きが幸いし本場の練習でメキメキ上達。以来、相撲甚句夢中人となる。

 さらに、実践で鍛えるべく毎週土曜、店内に土俵の有るちゃんこ料理店「両国花の舞」と「割烹吉葉」の土俵上で師範と出演・勉強。又、本場所中、両国国技館正面出口で観戦後のお客様に「跳ね甚句」を披露し楽しんで頂いているとのこと。

 現在、活動は全日本相撲甚句協会会計監事と毎年開催の発表大会運営企画を担当。隅田川甚句会副会長も兼務し、相撲甚句の普及活動でも地域のちびっこ相撲大会等多数の出演要請で大活躍中。尚、昨年10月に当支部高齢者懇談会で熱演頂きました。「相撲界とは無縁であった私が伝統文化の相撲甚句夢中人になれたのが自慢です」と笑顔で話されました。    (レポーター  続 薫)


相撲甚句全国発表大会での加藤さん


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