第１２7回　「目黒川の紅葉を巡る」

２日前には東京に１１月としては５４年ぶりの雪が降ったばかりでしたが、本日は風もない見事な快晴のなか、２１名の方が参加されました。

まずは、目黒駅より東京都庭園美術館に向かいます。
同美術館は１９３３年に建立された旧朝香宮邸を使用し、隣接に新しく建立された建物とともに各種の美術品を展示されます。
美術館前は広大な日本庭園が広がっているのですが、日本庭園は改造作業中で入いれませんでした。それでも広い芝生の上で少々早い昼食をイチョウやカエデのなど見事な紅葉に囲まれて美味しくいただきました。

その後、目黒雅叙園に向かう行人坂の途中にある大円寺に立ち寄り、そして目黒不動尊に向かいます。正面の本道でなく脇道から向かったのでは御利益はないだろう・・などと言いながらも到着すると本殿に向かっては神妙に頭を下げていました。
目黒不動尊は平安時代創建の日本三大不動尊の一つです。さすがに随所に歴史を感じつつ、厳粛な気持ちで水かけ不動尊に水をかけながら勝手なお願いをいっぱいしました。

次にすぐ隣にある五百羅漢寺に向かいます。この五百羅漢寺には松雲元慶禅氏師が５００以上彫られた羅漢像のうち３０５体が現存しています。羅漢像毎に表現されている言葉をありがたく頂きながら、次の大鳥神社に向かいます。残念ながら「酉の市」は終わってました。

そのあとは、正覚寺・中目黒駅に向かい、ただひたすら目黒川沿いを歩きました。
よく整備された川沿いの道をもくもくと歩いたため、正覚寺前の歩道で信号待ちとなった途端に皆が柵に腰掛けてました。少し疲れましたね・・・・
天気にめぐまれとても楽しい１日でした
。
次回は新年早々の１月５日　谷中七福神巡りです。

　                            　　　報告：中川　　　写真：八代、木村　　　　編集：楢原