第119回 「両国界隈史跡めぐり」


 開催日時:2015年 6月20日(土)10:30 
 集合場所:JR 両国駅 

 コース:
    両国駅→回向院→吉良邸跡→時津風部屋→江戸東京博物館
    →旧安田庭園→築地本願寺慈光院→東京都慰霊堂→蔵前橋
   →浅草橋駅

(約 5.5km 歩行:約9,500歩 参加者:28名 解散14:30) 

                     報告:楢原  

更新:2015.6.21

 梅雨とは思えない爽やかに晴れ渡った日に恵まれ28名の方の参加をいただきました。 

JR両国駅西口は横綱の巨大な額や手形など相撲にまつわる飾り付けで”おもてなし”です。150メートルも行くと回向院が在ります。徳川将軍家綱の治世に起こった「振袖火事」で江戸は10万余の死者をだし、無縁仏の冥福に大法要を執り行ったのが院の始まりです。90メートル先には吉良邸跡があり吉良上野介義央公坐像の前で記念撮影をしました。 

駅に戻ってお隣の江戸東京博物館3階で昼食を摂り博物館へ。常設館で江戸時代・東京の発展と震災・東京の復興が懐かしい電化製品など展示説明されていました。 National冷蔵庫やTVが展示されていて嬉しくなります。又、Panasonicのプロジェクター等AV機器が設備として使用されていたのは誇りです。1時間強の自由見学の後、向かった先は旧安田庭園です。かつては隅田川の水を引いた汐入回遊式庭園を一回りして、5/26に両陛下が訪れ供花され戦没者を慰霊された東京都慰霊堂へ。

関東大震災と東京大空襲の身元不明者の霊を祀った慰霊堂はあいにく改修中でしたが、皆さん往時を偲ぶ資料を熱心に見学し拝礼したのち、復興記念館の見学へ。東北大震災の記憶も新たに震災を学びました。蔵前橋で清清しい墨田川の風を感じJR浅草橋で解散しました。

今回は土・日曜日が国技館はお休みと云う期待外れの事情はありましたが、大火・震災・戦災と東京が遭った災害の歴史を知って慰霊すると供に力強く復興する東京の姿を感じる散策となりました。 次回10月にお会いしましょう。
                                

報告:楢原   写真:池田、木村、小黒、楢原   編集:楢原   
 
江戸東京博物館にて