いずれも海から5キロ程内陸ですが、ここまで波が来たとのことです。 |
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中央・仮設の入り口に“波来(はらい)の地”記念碑があります。「災いを払う、支援者に敬意をはらう、永久に注意をはらう」の意味だそうです。高さは80センチ程、この高さまで津波が来たそうです。
災害の大きさを実感しました。もっと困った事には塩害が強く残り、農業のメドが立たないそうです。
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(塩害で一面の荒野に言葉もない会員) |
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(620戸が暮らす東郷地区仮設住宅) |
(200戸が暮らす中央団地仮設住宅) |
近くのラーメン屋で昼食を済ませ(いつもはコンビニのおにぎりですが、今回は地元にお金を落とす事も目的でした。)、体調が充分でない方もおり、13名で最終目的地の“鳥の海”を目指しました。
ここから直線で4キロ以上、歩いているこの地が殆ど塩害にやられ、復旧の障害になっていると思いますと、気持ちまで重くなります。 久々の“鳥の海”は、活気のある漁村には程遠く、荒浜地区は、一面の平地となってました。この二年で後片付けはされたようですが、嵩上げをしないと暮らす事は無理だそうです。
何度か訪れた“わたり温泉、鳥の海”は、建物は残ってましたが、本格的な営業には、あと1年程かかるようです。港の整備は進んでいるようです。帰りのJRもあり“鳥の海”に別れを告げ、一時間ほど歩いて亘理駅戻りました。心身共に疲れてましたが、今日一日良い体験をしたと思います。
海から駅まで7キロ程、津波は約6キロ迄押し寄せた事となります。今日その一部を歩いてみて、今回の大震災の規模の大きさを改めて実感しました。 |
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(鳥の海の変わり様に、言葉がありません) |
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(整地された荒浜地区) |
(整備されつつある鳥の海、遠くわたり温泉) |