第37回 東北現代工芸美術展
会員入賞・入選作品紹介

 第37回を迎えた「東北現代工芸美術展」(河北新報社、宮城県文化振興財団、現代工芸美術家協会東北会主催)は
昨年の東日本大震災の影響で2年ぶりの開催となりましたが、陶磁・染織・七宝・ガラス等の応募出品が有り、当松愛会(北東北分会所属)安達吉男会員も出品され1点は「奨励賞」・他の作品は入選を果たされ、そのレベルの高さを示されました。


【安達吉男会員作品】

奨励賞受賞作品




 火ダスキ角長大皿 「雷 鳴」 陶磁(大きさ 33×53)

 
   

(安達吉男氏)
 「東北現代工芸美術展入賞の思い」 

 各応募展には通算で50回出展しておりますが、当工芸展には今回で6度目の出展になります。
入賞は今回が初めてで大変感激しています。
昨年の震災で穴窯も壊れましたが、なんとか修復して作品が焼け出品出来たことに喜びを感じています。
最近では環境、資源等の問題で穴窯で焼かれる作品が少なくなってきてますので、継続できればと思っております。
穴窯で焼いた時の自然な色彩・模様は何とも言えないワクワク感を感じます。これからも良い作品つくりに努めたいと思います。



入選作品


 火ダスキ角長大皿 「あけぼの」 陶磁(大きさ 33×53)