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先週の集中豪雨や台風20号の接近などなどで、実施日の天候が心配な所でしたが、当日は爽やかな秋晴れとなりました。
8:30に大谷市営駐車場を出発、途中の日光口SAのトイレ休憩をはさみ、9:45頃に松木峡谷展望台駐車場に到着。
ここで群馬ナルクの方々と合流し、「足尾の緑を育てる会」の面々を待つ間、峡谷辺りの景観を楽しんでいると、ほどなく「育てる会」の先導でゲートが開けられ河原をしばらく進み、植樹の起点としてテント準備された場所に到着。
ここで植樹の説明を受け、健康体操で身体をほぐした後に、まず苗木や用土や道具を受取って、それら全てを植樹場所まで運ばねばなりません。
これが一番つらい作業なのだが、何回も経験を積むといかに楽できないか考えられていく。
バケツに腐葉土と道具を一緒に入れておくことや、ペットボトルの水もバケツに入れておくなどは改善の一例で、荷上げの効率もかなり上がりました。
植樹場所は、この最近2-3年は河原右岸が続いていましたが、今回も同様に右岸地帯でさらには昨年と同じ場所でありました。
現地に立つと、昨年の記念プレートが風雪に耐え残っていました。
めいめいで苗木と用土や水を持ち、思い思いの斜面に移動しいよいよ植樹となります。
石混じりの地面に約20センチほどの穴を掘り、用土と腐葉土を混ぜ入れ、そこに苗木の根を差し込み上から用土を被せ水遣りをし、さらに掘った土を戻し踏み固める。
斜面の足場が悪い場所なので、あわてずにゆっくりと安全を確保し、時々振り返り見る峡谷の風景に癒されながらの作業が続く。
今回は苗木の持ち込み70本含め、約270本の植樹となるので、一人9本程度植えたと思われるので、用意したプレートを昨年プレート近くに埋め込み、参加者全員集まったところで、記念撮影をし終了となりました。
バスに戻り乗り込む前の、緑の会から「孫子の代まで活動を引き継いで」との言葉を胸に、昼食場所である銀山平の国民宿舎かじか荘に向います。
ここ銀山平のかじか荘は、庚申山や皇海山登山の起点にもなっている所だが、我々は温泉と食事を楽しむ場所としてしています。
今回はじめてステーキが出て、参加者納得の食事となったと思われます。
来年は10回の区切りの植樹となるので、ぜひ多くの会員が参加され、いつの日か孫・曾孫に「足尾の緑を復活させた」との自慢話をされてはどうでしょうか。 |
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