実施日 | 平成18年6月24日(土) | |
参加人数 | 21 名 |
「芭蕉の里」の旧黒羽町(現大田原市)を歩きました。
天気は梅雨の季節らしい曇り空、集合場所で久しぶりに皆さんの元気な顔をみる。
10時出発。まずは真新しい那珂川遊歩道橋を渡る、橋下には大勢の釣人が...。涼しい川風をかんじながら
黒羽の街を歩く、黒羽藩時代のたたずまいを残す街並み散策する。
途中、萱葺きの古民家を移築し昔の暮らしを再現している「くらしの館」でしばし休憩。
「奥の細道」で逗留したと記録される芭蕉もこの急なあじさいの小道を歩いたにちがいない。
登りつめたところが本丸跡。ぐるりとめぐる空掘り、土塁には色鮮やかなあじさいが花開く
歓談しながらゆっくりとお昼を頂く。
「芭蕉の館」、庭には芭蕉と曾良のブロンズ像がある、室内には奥の細道の解説展示と
藩主大関家の歴史ある古文書、武具が展示。山深い町の豊かな文化を感じる。
緑とあじさいの「芭蕉広場」「芭蕉の道」を抜ける。
さすが山城跡、下り道もかなりきつい。 途中、芭蕉の句碑
「山も庭も うごき入るや 夏座敷」
やまもにわも うごきいるるや なつざしき
「大雄寺」(だいおうじ)は禅寺、屋根はすべて萱葺きで美しい。
禅堂では子供達が神妙な顔つきで座禅を組んでいた。
観光でなく、修行の場所といった雰囲気が漂う。
7Kmのコースのあちこちに芭蕉と曾良の残した句碑があり
あじさいと句碑のコースにふさわしい楽しい散策でした。