郡山市のさくら巡り

平成28年度 第7回

実施日 平成29年4月8日(土)
参加人員 30名
歩 程 約6Km 2.5時間


 
 福島県郡山市の街歩きをしました。 宇都宮から約130km、東北道を使い、2時間で到着しました。
桜が満開の宇都宮からは北にあり、期待した桜はつぼみでしたが、暑くもなく寒くもない天気に恵まれ、しっかりと歩いてきました。

 8人のボランティアガイドさんに迎えられ、早速4組のグループで歩きを開始しました。
開成山公園、開成大神宮、開成館からスタート。水に恵まれなかったこの地に、明治初期猪苗代湖からの安積疎水を引き、職を失った士族が入植し開拓を進め、豊かな農地に替え、米、絹の一大産地となりました。その拠点となったのが開成社で大久保利通と地元の有志が資金を出し合い産業振興を図ったと言います。

 昔は水に恵まれれないため多くの溜め池が造られました、堤に桜を植え憩いの場所に、また鯉の養殖などに利用、今でも街の中心地に池を中心にした公園あちこちにあり、人口34万の大都市ですけど、自然に恵まれ住みやすい街となっています。

 予想した以上の歩程でお昼を取った五百淵公園、酒蓋公園、荒池公園と歩き、今回は本格的な歩け歩けとなり、いい汗をかく事ができました。街の歴史を聞きながら歩くと、電車、車で通過していただけの街が何か暖かい人間の血が通った場所に思えてくるのは不思議な感覚です。これもグループで活動しているおかげでしょうか。いい春の一日でした。

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