茨城県「土浦城址」と街中散歩

平成28年度 第5回

実施日 平成28年11月12日(土)
参加人員 29名
歩 程 約4Km 3時間


 
 秋も深まり、紅葉の季節を迎えていますが、今回は茨城県の土浦市内の街歩きをしてきました。北関東道を利用して約1.5時間
で目的地、亀城公園に到着しました。今回は、お二人のボランティアガイドの方にお世話になり、4時間の「土浦城址と街中散歩」を楽しんできました。

 早速、恒例のラジオ体操を終え、土浦市立博物館で主に土屋氏の土浦城、別名亀城の成り立ちと江戸との水運を利用した繁栄、また明治維新以降の産業と教育の発展を学芸員の案内で見学いたしました。続いて土屋家の菩提寺の神龍寺、藩校「郁文館」正門を見学し、亀城公園に戻り、江戸時代に作られた櫓門、別名「太鼓門」を見て、本丸跡で昼食となりました。

 江戸時代は桜川の流れと霞ヶ浦を利用した、平城ながら広い面積と幾重にも堀を持つ亀城でしたが、明治維新で廃城となり堀は埋め立てられ、道路、学校、住宅地へと変わっていました。再現された大手門、街道を防御する升形など今も残る当時の城跡、遺跡をたどりました。

 江戸と御三家水戸を結ぶ重要な旧水戸街道沿いには、古いお寺、商家がありました。東光寺の紅い瑠璃光殿、国宝級の等覚寺の銅鐘など古い歴史を感じさせます。また、造り酒屋、矢口家の大きな建築群、蔵づくり家屋で火災から商品を守った呉服屋「大徳」の建物など、どっしりとした家を内部まで見ることができました。

 歩こう会で巡った城址はこれで八回目だと会長より説明がありましたが、城は戦いの場所でもありますが、またその地方の文化の中心となった場所です、今回も土浦の発展と文化の歴史を楽しく学んできました。


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