<第34回 学ぼう会>                      2019年2月21日

  <テーマ>        骨粗しょう症」
          超高齢化社会を元気に過ごすために   

 講 師: ◆ 服部 智 氏 医療法人 服部整形外科 理事長
           
 日  時: 2019年2月21日(木)10:00〜11:50
 場  所: 高槻市総合市民交流センター  視聴覚室。
 参加者:40名の参加がありました。
 参加費:無料

 首題の趣旨:
   介助を必要とする高齢者の約2割を占める原因となっているのが骨折。その骨折の原因は、
   骨粗しょう症による骨の脆弱性である。実際の骨折の症例を見るとともに、骨粗しょう症の原因や
   最新の治療や予防法について学んだ。
  
 講演の要旨:

  

  1.「骨粗しょう症」とは、骨の強度が低下し、骨折しやすくなる骨の病気である。
  2.「骨粗しょう症」は、骨の新陳代謝のバランスがくずれることによって引き起こされる。
  3.女性は、閉経後に女性ホルモンが減少し、骨の量が急激に減少するため、        
    骨粗しょう症になりやすい。
  4.若いころに比べ身長が4cm以上低くなった人は、骨粗しょう症の可能性高い。
  5.人類の誕生と移動の図、遺伝的近場図、人種と肌の色の写真、人種による肌の色マップが
   示された。
  6.紫外線を浴びると、体内で活性化するビタミンDが、骨の形成を助ける。
   7.平均寿命と健康寿命の差は、男性9.1歳、女性12.7歳であり、この間は介護が必要となる。
   8.骨折・転倒は、要介護の主原因の一つである。
   9.次のような症例が、レントゲン写真やMRI写真を使用して紹介された。
    @多発性圧迫骨折、A橈骨遠位端骨折、B上腕骨遠位端骨折、C椎体圧迫骨折
    D大腿骨転子部骨折、E大腿骨頸部頚部骨折
 10.腰痛を和らげる腰椎コルセットが6種類紹介された。
 11.転倒の予防として、@転倒を防ぐ住まいづくり、A外出時に動きやすい服装、が紹介された。
 12.転倒しても、骨粗しょう症に対して投薬治療をしていると、骨は強くなる。
  13.骨粗しょう症の薬としては、ビスホスホネート、SERM、テリパラチドなどがある。
 14.骨、関節や筋肉にまつわる病気は、まず最初に、診断・治療ができる「整形外科」に行くべき。

   ◆配布資料
       「知ってつきあう骨粗しょう症」 企画:公益財団法人 骨粗鬆症財団、制作:旭化成ファーマ」

                                                                   以上